(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\1180
(3)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:08)\780
(4)ゲヴュルツトラミネール(チリ:南部:ビオ・ビオ・ヴァレー:08)\697(6本セット4180円)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
ややグリーンぽい、深みのある、中庸なイエロー。
色合いに深みがあり、フチにむけて無色になる。
若々しさを感じる外観で、落ち着いた輝きがある。
粘性は中庸で、ディスクは薄め。
【香り】
厚みのある果実香。
カリンくらいの印象。
ややケミカルさと、煙っぽさがある。
グラスを回すと果実香が強くなり、ハーブやミントのような印象も顔を出す。
鉱物質な印象も少し。
香りはすぐに落ち着き、控えめになる。
【味わい】
やや残糖を感じるセック。
ほんのりと甘みを感じる。
酸味は強く、後味はジューシー。
アルコール度は強めで、やや後に残る印象。
苦味があり、爽やかさを出しているが、甘みとアルコールのボリューム感で、ややこってりしたまとまり。
【判定】
やや色味が強めの黄色で、若々しくピチピチしているので、アリゴテは消える。
色味の感じからはシャルドネっぽい。
香りの印象はカリンのようなやや厚みのある果実香とスモーキーさがあり、まさにシャルドネ。
今回シャルドネが2つなので、生産地を当てなくてはならない。
飲み口はやや残糖を感じる、甘さが残るタイプ。
新世界の飲み口。
アルコールのボリューム感があり、グラマーなタイプ。
ややシンプルで単調なイメージもまさにニューワールド。
ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ピンポン
典型的な、新世界の(リーズナブルな)シャルドネです。
【総評】
サンタ・アナ シャルドネ 2008
SANTA ANA CHARDONNAY 2008
アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ
グルメシティで、780円で購入。
サンタ・アナは安定感のあるブランドですね。
やや、重さと強い苦味が気になりますが、トータルでは全然問題ありません。
グラスに注いだワインがすぐ無くなります。
今日は我が家の定番節約メニュー、おから揚げ。
レシピは秘密・・・っていうか知りません。
おからに何かを混ぜて、揚げてあります。
(すみません・・・)
からし醤油、あるいはゆずこしょうでいただきます。
意外と、おからってワインに合うんですよね。
このワイン、かなりバタ臭いまとまりかと思っていたら、意外と和食でもいけそうですね。
素性がいいというか、飲み口が素直というか、食べ物と合わせると案外主張しません。
から揚げとか、油を使った料理全般で問題ないかも。
からし醤油は問題無かったのですが、ゆずこしょうだと、苦味が倍増、ちょっとつらい感じになります。
ゆずこしょうは焼酎だろ、ってことですね。
そういう点では、ゆずこしょうに合うワインってあるんでしょうかね??
と、ちょっと脱線してしまいましたが、なかなかいいワインです。
個人的には気になるところはあるにせよ、全体のバランスは良くて、コストパフォーマンスは高いです。
カジュアルなファストフードなんかに良く合いそうですね。
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