2009/09/09

サンタ・アナ シャルドネ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\1180
(3)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:08)\780
(4)ゲヴュルツトラミネール(チリ:南部:ビオ・ビオ・ヴァレー:08)\697(6本セット4180円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サンタ・アナ シャルドネ 2008
【外観】
ややグリーンぽい、深みのある、中庸なイエロー。
色合いに深みがあり、フチにむけて無色になる。
若々しさを感じる外観で、落ち着いた輝きがある。
粘性は中庸で、ディスクは薄め。

【香り】
厚みのある果実香。
カリンくらいの印象。
ややケミカルさと、煙っぽさがある。
グラスを回すと果実香が強くなり、ハーブやミントのような印象も顔を出す。
鉱物質な印象も少し。
香りはすぐに落ち着き、控えめになる。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
ほんのりと甘みを感じる。
酸味は強く、後味はジューシー。
アルコール度は強めで、やや後に残る印象。
苦味があり、爽やかさを出しているが、甘みとアルコールのボリューム感で、ややこってりしたまとまり。

【判定】
やや色味が強めの黄色で、若々しくピチピチしているので、アリゴテは消える。
色味の感じからはシャルドネっぽい。
香りの印象はカリンのようなやや厚みのある果実香とスモーキーさがあり、まさにシャルドネ。
今回シャルドネが2つなので、生産地を当てなくてはならない。
飲み口はやや残糖を感じる、甘さが残るタイプ。
新世界の飲み口。
アルコールのボリューム感があり、グラマーなタイプ。
ややシンプルで単調なイメージもまさにニューワールド。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ピンポン

典型的な、新世界の(リーズナブルな)シャルドネです。

【総評】
サンタ・アナ シャルドネ 2008
SANTA ANA CHARDONNAY 2008

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、780円で購入。

サンタ・アナは安定感のあるブランドですね。
やや、重さと強い苦味が気になりますが、トータルでは全然問題ありません。
グラスに注いだワインがすぐ無くなります。

今日は我が家の定番節約メニュー、おから揚げ。

レシピは秘密・・・っていうか知りません。
おからに何かを混ぜて、揚げてあります。
(すみません・・・)

からし醤油、あるいはゆずこしょうでいただきます。

意外と、おからってワインに合うんですよね。

このワイン、かなりバタ臭いまとまりかと思っていたら、意外と和食でもいけそうですね。

素性がいいというか、飲み口が素直というか、食べ物と合わせると案外主張しません。
から揚げとか、油を使った料理全般で問題ないかも。

からし醤油は問題無かったのですが、ゆずこしょうだと、苦味が倍増、ちょっとつらい感じになります。
ゆずこしょうは焼酎だろ、ってことですね。

そういう点では、ゆずこしょうに合うワインってあるんでしょうかね??

と、ちょっと脱線してしまいましたが、なかなかいいワインです。

個人的には気になるところはあるにせよ、全体のバランスは良くて、コストパフォーマンスは高いです。

カジュアルなファストフードなんかに良く合いそうですね。

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