イエローテイル ピノ・ノワール 2008
yellow tail PINOT NOIR 2008
オーストラリア:産地不明
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
大丸ピーコックで、950円で購入。
【外観】
紫色の強い、やや濃い透明感のある、ルビー色。
やや濃い外観ながら、底まで見える程度の透明感がある。
色調は黒っぽい紫。
赤味が強く、若い色調。
ディスクは薄い。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
キャンディ。
ヴァニラ。
チョコレート。
甘いお菓子のような香り。
グラスを回すと、むっと動物香。
ややケミカルな印象もある。
【味わい】
フレッシュで、シャープな飲み口。
ライトからミディアムボディくらい。
タンニンは割りと強く、飲み終わったあとに舌が乾くような印象。
ただ酸味も強く、バランスを保っている。
酸味も残り、ジューシーな後味もある。
アルコール度は低い。
【総評】
イエローテイルは、うちではあまり飲まないブランドなのですが、ピノ・ノワールが出たと聞いて一度飲んでみたいと思っていました。
外観は、ピノ・ノワールとしてはかなり濃い色調。
まあ、でもオーストラリアでイエローテイルブランドなので、そんなものかも。
香りはフルーツケーキみたいな甘い印象で、かなり人工的。
ピノ・ノワールの品種の印象は、ほぼ無し。
この辺で、ちょっと外したかな~、って感じ?
でも、飲み口はスッキリと飲みやすく、フルーティでジューシー。
かなり今どきな感じです。
カジュアルに飲むなら、ちょうど良さそう。
パーティとか、わいわいと騒いで飲むワインですね、これは。
枯れた野ばらの香りが・・・とか言うワインではありません。
イエローテイルの人気はそこにあるんでしょうね。
特に、このピノ・ノワールはグイグイ飲める軽さがあって、人気が出るんじゃないでしょうか。
ただ、このラベルの色がいまいちですね。
なんだか美味しそうに見えないピンクで、ワインっぽくない感じ。
ブドウ品種とか気にしない人が、ラベルだけで選んだら、これは選ばないんじゃないかな。
とまあ、ラベルの批判はともかく、合わせる食事はあまり気にしなくていいワインですね。
というより、食事に合わせなくて、そのまま飲むのが美味しいタイプ。
レーズンをツマミに、会社の後輩と飲んでましたが、なかなか好評でした。
ご飯はレトルトの、「KAGOME 押し麦ごはんで、ホットチリライス」でしたが、問題なし。
かなりピリ辛ですが、ワインのフルーティさが抑えてくれて、ちょうど良かったです。
ひとりでじっくり飲むと、あらが見えてくるタイプですが、おしゃべりしながら飲むには最適なワインではないでしょうか。
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