2009/05/18

J-WAVE PLATOn 田崎真也さんがゲストでした

J-WAVEで、夜10時からやっている PLATOn。
今日は、田崎真也さんがゲストでした。

「カッコいい飲み方」というテーマです。


■レストランでのホストテイスティング

ホストテイスティングは、コルクの香りだけで済ませるとスマート。
ワインの香りを確かめるときは、グラスを回さず一度嗅いで、その後2~3回軽く回して確認。

飲まずに香りだけで充分、だそうですが、やっぱり一口は飲みたくなりますよね。

最初から何十回もグラスを回す人も中にはいますが、これはド素人、って言ってました。
ソムリエとしては、マニアックそうで近づきたくないタイプみたいです。
何となく分かりますが・・・


■ワインリストからワインを選ぶ

ワインリストがカタカナで書いてあると、分からないなりに頼んでしまうので、あえて母国語のリストで渡すそうです。

そうした方が、ホストがソムリエに聞きやすくなる、と言ってましたが、確かにそうかも。
母国語のワインリストって、一見不親切そうに見えますが、そこまで考えてサービスしてるとは知りませんでした。さすがです。

コース料理の単価と同じくらいの価格が良くて、8000円のコースなら1本8000円くらいがベスト。
10,000円を超えるようなときは8割くらいでもいいと言ってました。

ワインリストの価格を指差して、このくらいのワインで料理に合うものをお願いします、という頼み方がスマートだそうです。
お店としてもその方が助かるみたいですね。


■ワインと料理を合わせる

自分でワインを選ぶときには、単純に肉だから赤というのではなく、料理全体の色に合わせる事を薦めていました。
田崎さんの本にも良く出てくる、色味で合わせる方法ですね。

魚でもブラウン系のソースはワインや肉汁が入っている場合が多く、赤ワインに合う事が多い。
チキンは、ホワイトソースであれば白の方が合う。

パスタの場合、カルボナーラなどのホワイトソース系は白。
ミートソースなどの茶色系は赤。
シンプルなトマトソースなどは辛口のロゼがいいそうです。

最近、ロゼおいしいですよねぇ。

寿司に合わせるときも一緒で、白身系のネタは白。
その後で、マグロやカツオなど漬けのものにして赤、だそうです。

焼き鳥も同様に、最初塩焼きで白。
タレに変えて赤、という楽しみ方を薦めていました。

う~ん、休肝日なのにワイン飲みたくなる。。


■生牡蠣に合わせるワインは?

生牡蠣にはシャブリと良く言われますが、フルーティな白ワインはダメ。
最近シャブリもいろいろなパターンがありますからね。

実は、シャンパーニュと生牡蠣の相性がいいと言ってました。

カリッと焼いたソーセージなどと一緒に食べると、牡蠣の生臭さが消されて美味しいとのこと。
レストランとかでよく見ますね、その組み合わせ。

ワインじゃなければ、ウォッカ、アルコール度の高い麦焼酎など。

実は純米の日本酒が、生牡蠣にはいちばん良く合うそうですね。
ふむふむって感じ。
生の魚介には、日本酒はバッチリですからね。

■ワインに氷を入れて飲むとダメ?

安いワインや飲み残しのワインは、氷やジンジャーエールなどを入れて飲むのも一つの楽しみ方。
ヨーロッパやオーストラリアでは普通にやってるそうですね。

赤ワインに氷を入れて飲む、ってのも、これから夏にはいいかもしれません。
んん~、ワイン飲みたい。


そういえば田崎さん、本を3冊出すそうですが、簡単おつまみの本が出るそうなので、今度買ってみようかな。

田崎真也特製! ワインによく合うおつまみ手帖

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