2008/12/06

カステルベッキオ 赤 NV(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・グルナッシュ、シラー(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック:NV)\858
・バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ(伊:ヴィーノ・ダ・ターボラ:NV)\698

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カステルベッキオ 赤 NV
【外観】
明るいルビー色。
底が割と良く見えるくらいの透明感。
小さな気泡が多く見られる。
色あいは落ち着いていて、やや黒っぽい。
粘性は弱い。

【香り】
鉄さびとなめし革を合わせたような印象。
フルーツはドライフルーツのような感じ。
少し酸化をイメージさせる香り。
独特な悪臭成分があり、麝香っぽさを感じる。

【味わい】
まず最初の印象は、薄い。
水増ししたような軽さ。
タンニンも酸味もアルコールもすべて薄い。
それなりに軽くまとまっているものの、これはちょっと。
余韻はほとんど無く、後味は少し渋みが残る。

【判定】
明らかな明るい色合いで、小さな気泡が見られる。
ちょっと新酒っぽいが、イタリアの線もある。
香りは、サンジョヴェーゼのやや癖のある酸味や動物香の印象。
外観と合わせるとほぼサンジョヴェーゼ。
飲み口は、薄い。
これは産地や品種の特徴というよりは、販売店の特徴?

ファイナルアンサーで、バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ
で、ピンポン

う~ん、品種当てというより、販売店当てでしょうか。

【総評】
カステルベッキオ 赤 NV
CASTELVECCHIO ROSSO NV

イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ

パスポートで、698円で購入。

芸術的な軽さが特徴のパスポートのワインです。
これはフレッシュジュースが混ざっているのかな?
とても軽いのですが、うまくバランスはとってますね。

ちょっとワインになりきっていない、ある種不思議な飲み物みたいな印象もあります。

しかしホントに販売店の特徴ってワインに出ますよね。
特に輸入して売っているお店はその傾向が強い感じがします。

ヴィノスやまざきさんのワインは何を買っても共通する特徴を感じます。
町田の蔵家さんでご主人に薦められるワインは、まさに蔵家さんのワインって感じです。

売っているワインにお店の個性が出ているところは、何となくポリシーを感じますね。
人の評価だけで売っているお店は当たり外れが多いのかもしれません。

と、話がそれてしまいましたが、私はこのワインを人に勧める度胸はありません。

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