2015/09/26

シャトー・ド・ロムラード マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2013

シャトー・ド・ロムラード マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2013
CHATEAU DE L'AUMERADE MARIE-CHRISTINE COTES DE PROVENCE ROSE 2013

フランス:プロヴァンス地方:A.O.P.コート・ド・プロヴァンス
アルコール度:13%
ブドウ品種:サンソー45%、グルナッシュ45%、シラー10%

リカーランドトップで、税抜き1299円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった優しいサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては淡め
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>夕張メロン?
<花・植物>なし
<香辛・芳香>日本酒のようなアルコール臭、酵母
<化学物質>なし
香りの印象:病み上がりのせいか、香りが取れない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:しっかりしているが、爽やかさがない
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:辛くて強い
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
アルコールが強く、エーテル香が残る感じ

【評価】
どんよりとした重いロゼ

【供出温度】
11-14度 重いまとまりなので冷やした方が良さそうに感じたけど、温度が上がって来た方が穏やかで飲みやすくなるみたい

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡めの、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、輝きがあります。

香りは、なぜか日本酒のような酵母とアルコールの香りがして他の印象が隠れています。
病み上がりのせい?

味わいは、テンション低めのアタックから、まったりどんよりとした鈍い酸味があって、爽やかさが皆無、やはり日本酒のようなアルコールの印象が強めに出てきて、なんだか良く分からない感じでフィニッシュ。

病み上がりのせい?

こんなに日本酒っぽいワインははじめてです。
ワインって飲むとテンション上がる感じですが、このワインはまったく上がりません。
朝から超テンション低く部室に入ってくる、寝起きの大学生みたい。

プロヴァンスのロゼってキンキンに冷やしてバカンスで飲む、ってイメージなので、もうちょっとハイテンションな味わいを期待しますが、このワインはまあちょっと落ち付けや、って感じでブレーキかけてきますね。

ただ、キャラクターがちょっと変わってるだけで、悪いワインではなさそうです。
温度が上がってきたら、じわっと美味しさが出てきました。

やはり日本酒的な、穏やかで落ち着くような味わいですね。

今日の晩御飯は、秋刀魚の塩焼き。
ようやく安くなってきたので、今シーズン初のサンマです。

普通はワインに合わないメニューですが、このワインは大丈夫みたい。
やっぱり日本酒っぽくて、どっしりと食事を受け入れる感じがあります。

大根おろしとかぼすがワインとのつなぎになったのかも。

おつまみで高座豚のヒレスモークに合わせると、塩辛くてワインにはイマイチ合いませんでした。

ピスタチオはとても打ち解けて、すーっと馴染みます。
幼なじみ同士でハグする感じ。

何も無くてもまったり飲める感じのワインですね。
人に例えると、静かに酒を飲む、包容力のある色っぽい姉御みたいな印象で、何となく世界に引きこまれますね。

最後まで日本酒っぽい印象は変わらず、ちょっとおもしろいワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ド・ロムラード・キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァンス・ロゼ

※サイトより引用
この[キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァン ス・ロゼ]は、グルナッシュ、シラー、サンソーのブド ウ品種の一番搾り果汁を13度に冷却しながら抽出し、 それを10日間ゆっくりと醸造し、その年の終わりごろに ブレンドして造られる、まさに伝統プロヴァンス・ロゼ。 低温で抽出された一番搾り果汁は、淡いピンク色がつい ており、一番果汁の美味しさと、この絶妙な色の抽出が 伝統プロヴァンス・ロゼの真骨頂となるわけです。 これを休日のブランチに飲めば、気分はもうコートダジ ュールです!!。地中海料理にはもちろんのこと、アジア ン料理にも、驚くほどマッチする!!!、と造り手自身が オフィシャルページで語っています。 ロゼと言えば、このワインです!!。 ロゼを飲むなら、是非とも、このワインをオススメいた します!!。
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