2015/07/12

第6回全日本J.S.A.ワインエキスパートコンクール予選を受けてきました

第6回全日本J.S.A.ワインエキスパートコンクール予選
第6回全日本J.S.A.ワインエキスパートコンクール予選

■日時:2015年7月12日(日)

■会場:関東は京王プラザホテル

■出場資格:
(一社)日本ソムリエ協会 正会員でJ.S.A.ワインエキスパート有資格者 
※ J.S.A.ワインエキスパート資格のみお持ちの方

■参加料:無料

■スケジュール:
12:10~ 受付
12:20~12:30 オリエンテーション
12:30~13:30 筆記試験
13:30~14:00 テイスティング

■公開決勝:2015年10月28日(水)高知県高知市

3年に一度行われる、ワインエキスパートコンクール。
今まではまったく関係のないイベントと思っていましたが、最近ワインの勉強をしてないので良い機会だと思って受験してきました。

結果は惨敗・・

清々しいほどの敗北感ですね、コテンパンにやられた感じです。

数えていませんでしたが、60~80問くらい出たのではないでしょうか。
すべて選択ではなく、記述式なので、うろ覚えの知識はまったく役にたちません。

昨年のワインエキスパート一次試験と同じ問題もいくつかあって予習はしてあったのですが、正確に記憶していなかったので答えることが出来ませんでした。

ちゃんと回答出来たのは10%くらいでしょうか・・・
半分くらいまでは無理やり埋めてみましたが、まったく自信がないですね~。

覚えてる問題はこんな感じ。

・ソムリエ協会の発足年と当時の正式名称
 →みなさん、まずここは覚えましょう・・・
・マロラクティック醗酵の化学式を書きなさい
・90oeのエクスレ度を求めよ
・アルザス・グラン・クリュでシルヴァーナーが認められてるリューディ
 →この問題、昨年のワインエキスパート一次試験で出たんですよね~。
・1615年に棚架け法を考案した人物
・パリティスティングの年と、その時の記者の名前
 →「パリスの審判 カリフォルニア・ワインVSフランス・ワイン」読んでたのに答えられなかった・・・
・3月を過ぎると急に味が落ちて「猫またぎ」と言われる魚
などなど・・

心なしか、筆記試験が始まって最初の数分はペンを走らせる音がしなかったような・・・
みなさん、難問に当惑していたように感じました。

長い1時間の筆記試験が終わって、次は赤ワイン2つ白ワイン2つのブラインドティスティング。

それぞれ、ブドウ品種、生産国、アペラシオン、収穫年、アルコール度、を答えるのですが、最初の赤だけは自由記述があって感じた事を記載します。

1つ目の赤ワインは、ちょっと落ち着いた色調ながらまだ若い感じで、非常に香りの強いタイプでした。
ボルドー品種を使っているニューワールドワインって印象でしたが、味わいはやや大人しく、ちょっとまろやか過ぎる感じが日本のワインっぽかったので、品種はメルローで、日本の長野産と回答。

2つ目の赤ワインは、濃縮感のある果実感があって、ニューワールドっぽい残糖の多めのタイプだったので、ちょっと冒険してマルベックと回答。
国はアルゼンチン、産地はメンドーサにしておきました。

3つ目の白ワインは、ヨーロッパのローカル品種って印象で、何となくスペインっぽさを感じたので、アルバリーニョでスペイン、アペラシオンはよく分からないけど、カスティーリャ・イ・レオンと回答。
しかし、アルバリーニョってリアル・バイシャス原産なんですよね・・・ちょっと適当に答えすぎたか・・

4つ目の白ワインは、いかにもソーヴィニヨンブランって香り。あまり考えないでニュージーランドを選択しました。もちろんアペラシオンはマールボロ。

時間が余ったので、何度も飲み直したのですが、後から答えを変えると間違えるパターンが多いので、そのまま第一印象を大事にしておきました。

特に2つめの赤ワインは、シラーっぽくもあったので、ローヌや南仏の方が良かったかな~とちょっと後悔しています。
どちらも当たらないかもしれませんけど。

品種の発表は7月13日(月)、予選通過の発表は7月24日(金)。
まったく期待しないで、結果を待ちます。

それにしても、3年後にまた受験するかどうか・・・
相当勉強しないと難しいですね~。

ちなみに関東の会場、京王プラザホテル47階からは素敵な眺望を見ることができました。



<2015年7月13日追記>
テイスティングの答えが発表になりました。

【1】赤ワイン

主要ブドウ品種:テンプラニーリョ
生産国:スペイン
アペラシオン:リオハ
ブドウ収穫年:2009
アルコール度数:13.5%

【2】赤ワイン

主要ブドウ品種:マルベック
生産国:アルゼンチン
アペラシオン:メンドーサ
ブドウ収穫年:2012
アルコール度数:14.5%

【3】白ワイン

主要ブドウ品種:セミヨン
生産国:オーストラリア
アペラシオン:バロッサ・バレー
ブドウ収穫年:2012
アルコール度数:11.5%

【4】白ワイン

主要ブドウ品種:グリューナー・フェルトリーナー
生産国:オーストリア
アペラシオン:カンプタール
ブドウ収穫年:2013
アルコール度数:12.5%

筆記試験も難問の連続でしたが、ブラインドティスティングもかなり攻めた感じのラインナップ。
主要品種はしっかり外してありましたね。

冒険と思ったマルベックが意外と正解。
品種、国、アペラシオン、生産年を正解しました。

あとの3つはダメダメでしたね。
特に最初の赤ワインはテンプラニーリョだったんですね~。
スペインのワインは大樽でしっかり熟成してから出荷するので、生産年よりも若く感じる事がありますよね。
生産年も2012年くらいにしたような気がします。
この最初の赤ワインの回答が合否の鍵を握りそうですね。

というわけでテイスティングも撃沈でした・・・

気を引き締めてまた勉強のし直しです!

<2015年7月26日>

準決勝進出の12名が発表されましたね。
まあ、当たり前ですが私は入っていませんでした。。。

準決勝(非公開)・決勝(公開)は2015年10月28日(水)高知県高知市で開催とのことですが、もうちょっと近いと観に行きたいんですけどね~。
準決勝進出のみなさん、応援してます!

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