(2)メルロー主体(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\1200
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、強さがある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、カシス、ガリーグのようなグリーン系のスパイス、エーテル、アルコールの印象
香りの印象:開いている、強いハーブの香り
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:まろやか、はっきりした
タンニン分:キメ細やか、緻密、やや弱め
バランス:まろやか、流れるような、濃縮感がある
アルコール度:やや高め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃厚で果実感があるが、強いハーブ香と柔らかい飲みくち、で爽やかさを感じる
【供出温度】
11-14度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
紫色の強い、若々しい、とても濃い外観で、ニューワールドっぽい。
シラーズか、南仏のカベルネ・ソーヴィニヨン。
香りは、強いハーブ香があり、南仏のガリーグの印象。
茎のような青っぽい感じも、カベルネ・ソーヴィニヨン。
味わいは、ドライながら、なめらかでタンニンも優しく、ソフトな味わい。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽくないが、シラーズでは無いだろう・・・
シラーズ独特の甘み、みたいなものが無い。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン
いかにも南仏のカベルネ・ソーヴィニヨンって感じ。
【総評】
ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
Element Terre Cabernet Sauvignon 2010
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、950円。
若々しい、強い紫色のフチをした、ほとんど黒に近い外観。
液面のツヤと粘性があって、力強さがあります。
香りは、最初から強いハーブ香。
カベルネ・ソーヴィニヨンのグリーン香に、南仏のガリーグが混ざったような感じ。
ユーカリオイルのような揮発性の印象もあります。
アルコールが浮いたような印象もちょっとありますね。
味わいは、見た目よりは軽めの印象で、スムーズでソフト、優しくなめらかなアタック。
カベルネ・ソーヴィニヨンとは思えない、控えめなタンニンですが、後味はやや収斂性があって、ちょっと乾く感じはあります。
華やかさがあって、フレンドリーですね。
ラングドックとニューワールドのハイブリッドって感じ。
なんだか、新しい感じがあっていいですね。
今日の晩御飯は、自家製の和風ハンバーグステーキ。
和風ソースには合わないかな、と思ってたけど、意外と大丈夫。
グリルした肉汁と相性がいいですね。
わさびを少し加えても、スパイス感がフィットして、美味しくなります。
付け合せのアボカドには、苦味がケンカして合いませんでした。
焼き肉とかには、よく合いそうです。
食事が終わってワインだけになっても、フルーツ感があるので、問題なく飲めます。
ただ、ちょっと後味が乾く感じで収斂性があるので、何か欲しくなりますね。
繊細さがなくて、荒い感じがあるのですが、グリーン系の青っぽい味わいを、荒いととるか、個性と感じるかで評価が変わりそうです。
ちょっと個性的で面白いまとまりで、個人的には嫌いではないのですが、ぜひリピートしたいというほどでは無いかな・・
■楽天ショップへのリンク
■【12本セット】 ヴィニョーブル・ジル・ルーヴェ エレマン・テール カベルネ・ソーヴィニヨン[2010](750ml)赤【出荷:7〜10日後】
※サイトより引用
有機栽培ブドウを使った南フランスの果実味たっぷりのカベルネです。まろやかな口当たりで、程よい凝縮感があり、バランスの取れた赤ワインです。
(2010)コンクール・ギド・ジルベール・ガイヤール 2010 金賞
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