2010/03/07

ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(2)ピノ・ノワール(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(4)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ ルウ ペール エ フィルス ブルゴーニュ 2008
【外観】
やや落ち着いた色調の、透明感のあるルビー。
かなり透明感があり、底がはっきりと見えます。
色はほんのりオレンジっぽさを感じますが、若い印象です。
ディスクは薄め。
粘性はやや強めで、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
パンの酵母の香り。
ドライフラワー。
赤系の果実。
なめし革。
グラスを回すと赤身肉のような動物香。
スパイシーさもある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強く、収斂性を感じる。
タンニンは細かいがしっかり渋い。
舌の表面が乾くような後味。
アルコール度は少し高そう。
ミディアムボディで、しっかりとした芯がある。
余韻は細く続く。

【判定】
明るい透明感の外観からはピノ・ノワール。
香りもドライフラワーやなめし革でピノ・ノワール。
味わいもちょっと神経質なまとまりがなんともピノ・ノワール。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

これだけ明るいとピノ・ノワール以外の選択肢は無いですね。

【総評】
ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ 2008
ROUX PERE & FILS BOURGOGNE 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5&
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1280円で購入。

最初はとっつきにくい、ブルゴーニュらしい神経質さ。
酸っぱくて、渋い。

でも時間とともに角が取れてきて、繊細さが出てきます。
やや舌にのこる収斂性のようなものがありますが、それほど気になりません。

とっても軽いピノ・ノワールですが、しっかりした香りと味わいがあるので、水っぽさはありません。
最初に感じた酸っぱくて渋い感じも穏やかになってきます。

すいすい飲めて、じんわり美味いって感じ。
なかなか良いワインです。

ちょっとクールですっきりとした口当たりと、キレイな後味。
家庭料理にもちょうどバランス良く合いそう。

かなり安いブルゴーニュで、それなりに軽いワインなのですが、ブルゴーニュの魂はしっかりとある感じ。
しかもその軽さが良い方向で活きてます。

繊細な果実味もいいですね。
押し付けがましい果実味ではなく、控え目で優しい果実味。

濃いワインが主流になる中、このような軽くて味わい深いワインを造れる生産者は貴重ですね。

この価格でこの品質だったらリピートしたいワインです。
同じ生産者の別の銘柄を飲んでみたいですね。

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ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ピノノアール 税込 1,890 円 送料別

鮮やかな輝きのあるルビーカラー。ラズベリーやチェリーなどのチャーミングな果実香。タンニンはソフトで穏やか。
タンニンはソフトで穏やか。酸味はバランスが良くスッキリと心地よい。果実味は上品でタンニン、酸味と上手く調和し、繊細でしなやかなワインに仕上がっています。上質のピノノアールの特徴が十分表れております。

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