2009/04/29

キュヴェ・ド・ミシャール ホワイト2007(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:NV)\819
・シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\680
・ユニ・ブラン、コロンバール(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\630(6本セット3780円)
・シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

キュヴェ・ド・ミシャール ホワイト2007
【外観】
やや淡めの中庸な外観。
ややグリーンっぽさがある。
輝きは弱め。
フチに小さな気泡が少しだけみられる。
粘性はやや弱い。

【香り】
南国系のフルーツ。
グラスを回すとチーズのような発酵香。
ミントのようなハーブ香も少し。

【味わい】
セックだが、残糖はやや多い印象。
酸味は強く、後味に酸が残る。
ジューシーな後味。
ボディはやや厚め。
やや酸がキツく、若干炭酸を含んでいる印象もある。
アルコールの印象も感じる。

【判定】
シャルドネが4本中、3本入っているというほとんどヤマカンのブラインド。

外観はやや淡く、シュナンとヴィオニエがブレンドされているアルゼンチンでは無さそう。
香りは最初に南国系のフルーツ。
その後時間が経つとやや水っぽいような香りに変化する。
味わいはキツイ酸味でやや硬派なバランス。
テーブルワインっぽいとでもいうか。

まず、シャルドネかユニ・ブラン、コロンバールか、という大きな選択肢があるが、これはどうもユニ・ブランの印象が強いかも。
シャルドネっぽくはない感じ。

次にヴァン・ド・ペイクラスかテーブルワインクラスか、という選択肢ではテーブルワインっぽい。
この中でテーブルワインクラスは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブランのアッサンブラージュ。
むずかしい・・

と悩んでいるうちにグラスのワインが無くなってしまった。
何となく、フルーツの印象はシャルドネなどの高貴品種っぽい気がしてきた。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン
で、ブーー

ユニ・ブラン、コロンバールの方でした・・

【総評】
キュヴェ・ド・ミシャール ホワイト2007
Cuvee De Michard White 2007

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ユニ・ブラン、コロンバール

良酒百貨BEANSの通販で、6本セット3780円、1本あたり630円で購入。

ソリッドで、シャープにまとまっていて、余計なものは削ぎ落とした感じのヴァン・ド・ペイです。
ちょっと炭酸を含んだ印象で、テーブルワインと思ってしまいましたが、ボリューム感やまとまりとしてはヴァン・ド・ペイのレベル感です。
わずかにフルーツ感はありますが、とても抑えられている印象。
食事に合わせると変わってきそうですね。

飲み進んで印象が落ち着いてくると、グレープフルーツの印象が強くなります。
爽やかな酸味と後味の苦味がまさにグレープフルーツ。
今飲んだら多分ソーヴィニヨン・ブランって答えそうですね。

とてもバランスが良いです、このワイン。
上等なワインではありませんが、とにかくまとまりがいい!
いろいろな要素がお互いに良い方向でバランスをとりあっている感じです。

価格帯で考えると700円~1000円の間くらいの印象でしょうか。

ただ、グラスに注いで時間が経つと急速に力が落ちてくるようなので、そこは弱点かな。
小さめのグラスの方が美味しくのめるかも。

酸味の強いワインが嫌いじゃない人にはおすすめです。

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