・ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:06)\1690
・シャルドネ(伊:トスカーナ州:トスカーナIGT:06)\1530
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・マルヴァジア・フィナ、ゴウベイオ、ヴィオジーニョ、コデガ(ポルトガル:ドウロ地区:07)\1080
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
ややグリーンがかっている。
輝きほほどほど。
粘性はやや強い。
【香り】
熟した果実。
ミネラル。
発酵香。
グリーンっぽいハーブ。
グラスを回すとチーズのような発酵香が強くなる。
【味わい】
すこしチグハグなバランス?
やや残糖を感じるほんのり甘い印象とややとげとげしい酸味。
後味はやや水っぽい感じがあり、余韻は短い。
ボディはやや厚め。
【判定】
ややグリーンっぽさを感じる若い印象。
香りはやや熟した厚みのあるフルーツ香が主体。
そこにミネラルやチーズのような印象があり少し複雑さを感じる。
ただ、香りは弱めですこし力が無い感じ。
飲み口にほんのりとした甘さがある。
フルーティな味わいが強く、少し酸味と甘みとのバランスが良くない感じ。
印象としてはドイツっぽい。
ドイツだとリースリングなのでペトロール香など探してみると、フルーツ香の奥にかすかに感じる。
少し時間が経つとさらに強くなる。
ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー
イタリアのシャルドネでした。。
【総評】
フレスコバルディ アルビッツィア シャルドネ 2006
FRESCOBALDI ALBIZZA CHARDONNAY 2006
イタリア:トスカーナ州:トスカーナIGT
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ
リカーランドトップで、1530円で購入。
また、リースリングとシャルドネを間違ってしまいました。
よく間違えるんですよね、この二つ。
このイタリアのシャルドネはもっとこってり系かと思っていたんですよね。
なので、リースリング以外ではポルトガルかな、なんて思っていたんですが、大外れ。
かなり特徴のあるまとまりなんですが、シャルドネでもスモーキーな印象が強いタイプですね。
それでいてクリームっぽさは無くサバサバしてる。
でもすっきりシャープでも無い。
どっちつかずというか、なんか微妙な立ち位置。
あまりポリシーは感じないワインですね。
こうなっちゃった、みたいな。
何かに似てる感じもするんですが、やや出来の悪いボルドーブランって感じ?
これは次は無いかな。
・・・・・
1本飲み終わる頃に少しづつこのワインの良さが滲んできました。
いろいろなものがすっ飛んで、本来の姿が見えてくると、素朴でかわいらしい感じが出てきます。
コンパクトでプリミティブにまとまってきて、過剰な装飾は無く、素直なイタリアワインって感じ。
悪くは無いのですが・・・やっぱり次は無いかな。。。
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