・ピノ・グリージョ(イタリア:IGT:06)\1400
・シャルドネ(豪:ニュー・サウス・ウェールズ州:ハンター・ヴァレー:05)\1380
・甲州(日本:山梨県:05)\1320
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
淡い色調。
ほとんど無色で、ほんのりと黄色。
グレーっぽさも強い。
小さな気泡が多く見られる。
粘性は中庸で、脚が現れるがすぐに消える。
【香り】
柑橘系のフルーツ。
ミネラル。
やや重い煙っぽさもある。
ヴァニラやシロップのような甘い印象もあり。
【味わい】
しっかりした酸味。
後味にやや苦味とエグミのような印象が残る。
アルコールの印象が強いが、ボディはスマートな印象。
軽く爽やかなアタックにやや重い後味。
【判定】
無色に近い外観は甲州。
あとはピノ・グリージョも可能性があるかも。
香りは柑橘系のフルーツがメイン。
温泉の硫黄のようなやや重いケミカル香も感じる。
アルコールの印象も強く、甲州によくあるタイプ。
飲み口はシャープでスレンダー。
ただ後味がやや重い感じとか、酵母の印象をやや感じるところは甲州らしい。
ここはやはり甲州か。
ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン
甲州としてはちょっと厚みのあるタイプでしょうか。
【総評】
シャトー酒折 甲州ドライ 2005
Chateau Sakaori Koshu Dry 2005
日本:山梨県:甲府市
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州
リカーランドトップで、1320円で購入。
甲州らしいシャープさと、ちょっとコクのある感じが良いバランスでまとまってます。
やはりシュルリーのような印象を感じます。
シャトー酒折のサイトよりちょっと引用
http://www.sakaoriwine.com/
2005年という年は、前年に比べると概して平均的な気候であったが、ブドウを健全なものを選別して除梗破砕を行い、破砕時の酸化を防止することを心がけた。
グレープフルーツなど柑橘類とフローラルな香りが徐々に広がりリンゴ香がではじめる。味わいはすっきりとしてクリーンな印象。シャープな酸味でアフターに甲州種特有の苦味が穏やかな余韻となります。
国産ワインコンクール 2006 奨励賞受賞
刺身、寿司、てんぷら、ポン酢仕立ての鍋物などの日本食とよく合います。また酢の物などとあわせてもワインの酸味が丸く感じられふくよかな印象となります。
なるほどリンゴ香ですか。
たしかに青リンゴのような爽やかな印象があります。
とても丁寧に作られた事が伝わってくる、クリーンで上品な香りと味わいです。
いいワインですね。
爽やかな風が吹くような、とでもいいましょうか。
コクのある香りと味わいと、わずかに残っている甘みが、シャープな酸味を上品にまとめてます。
シャトー酒折はいままで飲んだ事がありませんでしたが、(というか記憶に残っていませんが)要チェックですね。
他のワインも飲んでみたくなりました。
甲州って和食にも合わせやすいのもいいですよね。
アジのみりん干しはちょっとダメでしたが、干物くらいなら何とかなりそうです。
ハーブの入ったソーセージにも合いますね。
魚の煮物とか照り焼きとかにも合いそうな気がしますね。
良いワインですね。
おすすめです。
■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/lvv/303745/#303745
※サイトより引用
綺麗な果実味と酸味のバランスは、日本の食事との相性抜群です。
日常で気軽に楽しめるのは、高品質なワインの証拠ですね。
飲み飽きすることのない味わいで、しっかりと主張が感じられます。
オススメの国産ワインです。
マスカット・ベリーA・樽熟成ってのも気になります。
うーん、一度飲んでみたい。
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