2008/11/09

登美の詩 甲州&シャルドネ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

・甲州、シャルドネ(日本:山梨:NV)\1540
・パレラーダ(スペイン:ペネデスDO:07)\1180
・ヴィオニエ(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン:06)\980
・ソーヴィニヨン・ブラン47%、セミヨン46%、ミュスカデル7%(仏:ボルドー:07)\880

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

登美の詩 甲州&シャルドネ NV
【外観】
淡い色合い。
ほぼ無色でグレーっぽい。
色の濃い日本酒くらい。
小さな気泡が少し浮いている。
粘性は中程度。
脚はゆっくりと降りてくる。

【香り】
弱めだが上品なフルーティな香りがある。
ややグレープフルーツのような印象。
少し煙っぽさも感じる。
ヴァニラや白い花のような微かな印象あり。

【味わい】
残糖を少し感じるが、酸味が強く、後味はすっきりしている。
独特な強い酸味で、レモンのような強さを感じる。
ボディは中くらいの厚みで後味は酸味が残る。

【判定】
外観は甲州。
香りも甲州をイメージさせる。
味わいはブレンドされているイメージがあるが、甲州らしさを感じる。
このままだとまさに甲州で決定なのだけど、もう一度ボルドーとスペインの可能性を探ってみる。
香りを再確認すると、あらためてシュール・リーのような印象がある。
この選択肢の中でシュール・リーの要素があるのはやはり甲州くらいか。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、甲州
で、ピンポン

このシュール・リーっぽい印象って、ホントにシュール・リー?

【総評】
登美の詩 甲州&シャルドネ NV
Tomi-no-uta Koshu & Chardonnay NV
http://www.suntory.co.jp/wine/tominooka/list/wine_06.html

日本:山梨:登美の丘
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州、シャルドネ

伊勢丹で、1540円で購入。

すっきりおいしいワイン。
強い酸味と軽いボディが良いバランスでまとまっています。

アルコール度もそれほど高くないのですいすい飲んでしまいますね。
天ぷらなんかに良く合いそうです。
レモンを絞ったような印象なので、魚介のフライなんかも良さそうですね。

甲州の良さを引き出しながら、シャルドネが骨格を補強しているというセパージュでしょうか。
ちょっと間違えるとシャルドネが甲州の邪魔をしてしまいそうですが、うまくバランスを保っていると思います。

甲州だけのワインに比べるとややピュアさにかけるような気もしますが、甲州とシャルドネのバランスを楽しむのもいいかと思いますね。

これから鍋ものなんかにも良く合うのではないでしょうか。

ちなみに大分飲み進んで、もう残りわずかくらいになってきたところではシャルドネのニュアンスが強くなってきました。

ここでブラインドしたらたぶんシャルドネって言ってますね。

ちなみに空のグラスからは樽のニュアンスが香ります。
しっかり樽で熟成させていると思うのですが、それをほとんど感じさせないのがニクいですね。

サントリーの輸入ワインは全幅の信頼を置いていますが、国産のワインはちょっと警戒してました。
一昔前のものがちょっと・・だったもので。

でも明らかに品質が良くなってますね。改めてびっくりしました。
また機会があったら他のものを買ってみたいと思います。

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