2008/04/29

サンタ・ヘレナ・グラン・ヴィーノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・テンプラニーリョ、モナストレル、メルロー(スペイン:バレンシア地方)\880
・カリニャン50%、サンソー20%、グルナッシュ20%、メルロー10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック\650
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー)\620

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サンタ・ヘレナ・グラン・ヴィーノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007 ボトル ラベル
【外観】
濃い外観で、深い透明感がある。
グラスの底がぎりぎり見えない程度の透明感。
色味はマゼンタが強く、彩度も強い。
粘性が強く、脚が多く現れる。
雫にやや色素が残る。

【香り】
フレッシュなフルーツ。
イチゴからチェリーくらい。
キャンディの香り。
動物香はやや官能的な、ムスクっぽい印象。
ややワイルドな濡れた犬のような感じもある。
グリーンぽいスパイスも少し。

【味わい】
フレッシュでジューシーな味わい。
ライトボディで、渋みと酸味は弱め。
バランスは悪くなく、すっきりとした飲み口。
ヌーボーっぽい印象。

【判定】
外観は、深い透明感があり、チリカベはちょっと違うか。
香りの印象では、動物香が主体的なので、テンプラニーリョが候補。
飲み口は軽く、ヌーボーっぽい。
ここでヴァン・ド・ペイも浮上。

キャンディの香りもだんだん強くなり、炭酸の印象も感じる。
飲めば飲むほどヌーボーっぽい。
フローラルな印象も確かにあるぞ。

もし、マセラシオン・カルボニックで造っているとしたら、やはりフランス??
このヌーボーっぽい印象は、チリカベでもないし、テンプラニーリョでもないような。

ファイナルアンサーで、ヴァン・ド・ペイ・ドック
で、ブー

なんと、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンでした。

【総評】
サンタ・ヘレナ・グラン・ヴィーノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
SANTA HELENA GRAN VINO CABERNET SAUVIGNON 2007

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

テスコエクスプレスで、620円で購入。

こんなチリカベは初めてです。
ガメイがあったら選びそうですが、このキャンディのような香りは品種の特徴ではなく、造り方の特徴でしょうね。

やや癖のあるワインですが、全体のバランスは良くて、憎めないタイプでしょうか。

今日の晩御飯のカレーに合わせてみると、やや塩気がバッティングします。
このワインわりと塩気がありますね。

ビーフジャーキーもやはりワインの塩気が気になります。

チェダーチーズは、全体的にまろやかな印象になって、香りも華やかになり、わりと相性が良いみたい。

新酒っぽい印象でスッキリとまとまっているので、すいすいと飲めてしまいますが、意外とアルコール度が高いので飲みすぎ注意ですね。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/nakanoya/437913/437910/451728/#605195

※サイトより引用
≪サンタ・ヘレナ社≫
チリを高品質ワイン生産国として世界に知らしめた原動力となったワイナリー。
社史がそのままチリワインの歩みともなる名門で、所有する最古のエステートでの栽培は
1865年にさかのぼるほどです。銘醸地クリコバレーに2000ヘクタール以上の畑を持ち、ボルドーから著名醸造家を招いて技術を習得したばかりか、近年は設備にも最先端醸造
設備を導入し、ますます品質の向上に努めています。

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