2007/09/01

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ジンファンデル(フェッツァー ボンテッラ)\2163
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック・ド・ジスクール97)\1880
・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1500
・シラーズ(ウインダム・エステート BIN555)\1533

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
来い色合い
エッジにオレンジ色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
熟成が感じられる

【香り】
熟成によるブーケが感じられる
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
すみれ
ジャムのような濃縮感
ヴァニラ
たばこの葉
腐葉土
コーヒー
なめし革
黒こしょう

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
溶けたタンニン
バランスのとれた
熟成している
ビロードのような
濃縮感のある
現在飲み頃に入っている
余韻は6~8秒
濃厚な味わい
熟成度の高い
しなやかな口あたり

アルコール度:12.5%? ×大外れ14%
収穫年:1997年? ×2001年
飲用温度:18℃? 
相性のいい料理:ジゴ・ダニョー?

【判定】
熟成のある外観。
これは、オー・メドック・ド・ジスクール来たかな、って感じ。
粘性も強く、ほどよい透明感がさらに確信につながる。
香りは、ボルドーそのもの。
すみれの香りに、フルーツはカシスやブラックチェリー。
なめし革や腐葉土、コーヒーやたばこの葉、など複雑に構成されている。
飲み口は熟成感のある、まろやかな口当たり。
余韻はやや短い印象はあるが、トータルではランクの高いワイン。
熟成感の中にも酸味がきちんと立っている。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブーーーーー!!!!

な、な、なんとジンファンデル・・・

【反省点】

相当自信があっただけに、かなりのショック。
時間が経ってくると、ちょっと動物香が強くなりますが、最初の印象はまさにボルドー。
こんなの試験に出たらアウトですねー。
やや動物的な印象が強いので、同じボルドーでもメルローの印象が強いか。
逆に言うとヴェジェタルな印象が弱いのでそこがポイントなのかな?
本来ジンファンデルの持っているヴァラエタルアロマを良く知らないんだけど、もっとスパイシーで粗野で、荒々しいイメージでした。
それにしてもブラインドテイスティングって怖いですよね。

フェッツァー ボンテッラ ジンファンデル 2001
FETZER BONTERRA ZINFANSEL 2001

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/hiraoka/829597/939184/

※サイトより引用
ラズベリー・ジャムを思わせる甘く、凝縮感のある香りにしっかりとしたスパイスやフレーバーが漂い、食欲を刺激します。ステーキや脂っこい肉料理と抜群の相性をもった味わいです。

ジンファンデルを判定するポイントはフォクシーっぽさと、やはり飲んだときのやや甘さを感じる部分でしょうか。
しかし、このワイン、今までのジンファンデル感が変わりました。
複雑で豊かで、華やかさを感じる香りに、なめらかで熟成感のある口あたり。
とても洗練されています。
ジンファンデルがおいしいという声は良く聞いていましたが、どこが美味しいのかな?って正直思っていました。
知らなかったんですねー、すみません。
確かにジンファンデル、おいしいです。

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