2017/03/31

セブンプレミアム シリングス シラーズ 2015

セブンプレミアム シリングス シラーズ 2015
セブンプレミアム シリングス シラーズ 2015
SEVEN PREMIUM SHILLINGS SHIRAZ 2015

オーストラリア:南オーストラリア州:クレア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

セブンイレブンで、861円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクがかった紫の、濃いルビー
濃淡:少し明るさがある
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、明るめ

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、肉、チョコレート、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでスマート、スムーズな味わいだけど、タンニンが効果的に締めている

【供出温度】
14-16度 冷えている方が飲みやすいけど、温度高めの方がワインの味がしっかり出る

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクがかった紫の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの明るさがあります。

香りは、血液、生肉、ジャム、プルーン、タバコ、チョコレート、強めのスパイス、などシラーらしい印象。

味わいは、軽めのアタックから、果実感と甘みがじわっと広がり、細身のボディながらスパイシーさがアクセントになって、タンニンが効果的に締めてきて軽く乾く感じでのフィニッシュ。

軽めでスムーズで飲みやすいタイプですが、人工的な感じとか安っぽさは無くて、しっかりワインらしさを持ってますね。
ちょっとケミカルでゴムっぽい感じが気になりますが、第一印象は悪くないです。

グラスに注いだときはイマイチなんですが、時間とともにだんだん良くなってきますね。
温度もちょっと高めの方が良さそうです。

個性的で魅力もあって、ワインだけでもどんどんいっちゃいますね。

今日の晩御飯はセブンイレブンの「ビーフカレー」。
飴色になるまで炒めた玉ねぎと牛肉のうま味を加えたルーをじっくり煮込んだ欧風カレーです。隠し味にフルーツを加え、甘さとコクをプラスしました。
というやつです。

合わせると、甘みがつなぎになってて、辛さをフルーツ感が補うみたいな、南国系の合い方をして、バッチリハマります。
ただ、ワインがガンガン進むのでこれは要注意ですね。

「ストリングチーズ スモーク味」に合わせると、スモークの印象がワインのケミカルな感じを強調してこれはちょっとイマイチ。
「揚塩ピー」は完全に裏側にまわるけど、存在感を残します。

スパイスの効いた肉料理は全般的に合いそうですね。
豚肉だとポークチャップくらいの濃いソースで、鶏だとトマト煮込みくらいでしょうか。

いろいろなシーンで使えそうですが、スクリューキャップが安っぽいタイプなのがちょっときになるポイントでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2017/03/28

ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
RAPOSA SAUVIGNON BLANC 2016

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、南国系果実、柑橘系、
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、硝煙、シロップ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、強め
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
しっかりした果実感、ちょっとゴムっぽさが残る?

【評価】
フレッシュでフルーティ、爽やかな味わいながら、ちょっと足りない味わいと、ゴムっぽい後味が気になる

【供出温度】
8-10度 多少温度が上がっても大丈夫そうだけど、冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、熟した果実や南国系果実が主体で、ミネラル、硝煙、シロップなどがあり、シンプルな印象。

味わいは、軽めのアタックから、爽やかな果実感と酸味、ほのかな甘味がパッと広がり、細身でやや頼りないボディで、すっと早めに終わり、酸味の残るジューシーなフィニッシュ。

飲んだ瞬間が一番美味しくて、そのあとちょっとしりすぼみって感じで、後味があまり良くないかも。
一口目がとても爽やかで美味しいので、そう感じるのかもしれません。

第一印象はちょっとまだ評価出来ない感じ。

今日の晩御飯は冷凍食品の「ボンゴレビアンコパスタ」とお惣菜の「ポテトサラダ」。

ボンゴレビアンコはワインの甘みが強調されて、食事という感じではなくなりますが、まあ邪魔もしないし、普通に美味しいかも。

ポテトサラダはレモンを絞ったような合い方で、これは悪くないですね。

一番良かったのは、「塩だけで味付けしたトルティーヤ」にポテトサラダを乗せたおつまみで、香ばしい香りがプラスされて、このワインにピッタリフィットしました。

トップバリュグリーンアイの「塩だけで味付けしたトルティーヤ」はとても素直な味わいなので、いろいろなディップをつけてワインと合わせられますね。

飲み進むと、このワイン、どんどん良くなってきました。

温度が上がっても溌剌感があって、爽やかで飲みやすく、食事の邪魔をしないし、余韻にじわっと柑橘系の果実感が残って心地よい。

最初に感じたゴムっぽい感じは消えたのですが、これはグラスのせいだったかもしれません。

人に例えると、爽やかで、人に気を使って、自分より相手を立てる好青年、みたいな。

コストパフォーマンスは高いと思います。
リピートしてもいいですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2017/03/26

ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013

ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013
ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 2013
Dona Helena Vinho Branco 2013

ポルトガル:ペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方
アルコール度:12%
ブドウ品種:フェルナン・ピレス70%、モスカテル20%、アリント10%

おとぎの国の通販で6本セット3,980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1170円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、洋ナシ、グリーン系のハーブ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、ちょっと弱め
苦味:控えめだけど、後味に残る
バランス:スリムだけど、アルコールの印象が浮き気味
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
熟した果実

【評価】
優しく個性的な味わいながら、ちょっと足りない感じがある

【供出温度】
7度以下、8-10度 キンキンに冷えていても良さそうだけど、少し温度が上がってきても大丈夫

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、甘い果実香が中心で、洋ナシ、柑橘系、グリーン系ハーブ、グリーン系フローラル、シロップ漬けのモモ、などちょっと楽しめる感じ。

味わいは、優しいアタックから、個性的な果実感と甘みがふわっと広がり、酸味がやや足りず、おだやかな印象だけど、最後はアルコールが強めに出てフィニッシュ。

ポルトガルワインらしい、穏やかな優しい味わいで、グローバル品種にない個性的なハーブや果実の印象があります。
グリーン系の印象も強くて、モヒートのようなハーブを加えたカクテルのような印象もあります。

4年前のワインなので、酸化が進んでいたり、力が落ちているかと思いきや、ベストコンディションの印象ですね。
今一番美味しいのではと思わせる味わいです。

このワインセットは定価の半額くらいの価格でかなり安かったのですが、届いてみたら全部4~5年まえの在庫処分のパターンで、これはハズレかな~、と思っていたら、今のところ3本飲んでハズレ無しですね。

「おとぎの国」さんの管理が良かったのかなと、お店の評価がグッとあがりました。

今日の晩御飯は「クリームシチュー」。
なぜかお土産の「焼き鳥」付き。

このワイン、やさしくて主張が弱く食事を引き立てるのと、若干のクセが食事とのつなぎになっていて、フィット感がありますね。
シチューでも焼き鳥でも全部受け入れてくれる感じ。

時間が経っても静かな強さというか、主張は少ないけど存在感があります。
最初に感じた、もの足りなさやアルコールが浮いた感じはなくなりました。

良いワインですね、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

白ワイン Dona Helena Vinho Branco ドナ・ヘレナ ヴィーニョ ブランコ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
コーポラティバ・アグリコラ・デ・ポゴエス社は、1958年に設立された名門ワイナリーです。
エントリーレベルのテーブルワインからDOP、リゼルバクラスのワイン、ポートワイン、スパークリングワインなど幅広い商品を手掛けています。また、この10年間で300以上の国際的なワインコンクールで賞を受賞。さらに、2012年には世界中のワインジャーナリストが集まる協会WAWWJでTOP100ワイナリー中68位に選出され、たちまち世界中に高評価を得る、人気ワイナリーの仲間入りを果たしたのです。
WAWWJとは、世界各国で行われたワインコンテストから、各ワイナリーの評価結果をランキンク形式で案内、その年最も多くの賞を受賞したワイン&ワイナリーを表彰する偉大なワインコンクールのひとつです。
フェルナン・ピレス種は、セトゥーバル半島で最も多く栽培されている白ブドウですが、ポルトガル全土で栽培されています。フルーティでライム、レモン、オレンジ、ローズなどの香りが魅力的なブドウ品種です。
カステラン種は、ポルトガルで最も栽培されている黒ブドウの品種です。最も素晴らしいカステラン種ワインは、セトゥーバル半島で造られており、コクがあり、凝縮したワインに仕上がります。
柑橘系の香りが広がる爽やかな印象
グレープフルーツやレモンの皮など、柑橘系の香りが広がる爽やかな印象です。
キレのよい軽快な酸味と心地よいボディ感を備えた、非常にバランスのとれた仕上がりです。
<マリアージュ>魚介類やサラダと好相性です。

2017/03/25

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013

モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 2013
MONTE DA BAIA Vinho Rose 2013

ポルトガル:ペニンシュラ・デ・セトゥーバル地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カステラン40%、トゥリガ・ナシオナル30%、シラー30%

おとぎの国の通販で6本セット3,980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1210円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味が強く、強い色のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、根菜のような印象
<香辛料・芳香・化学物質>石灰っぽいミネラル
香りの印象:弱いが上品さがある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:ロゼとしては強い方
バランス:スマートな、流れるような、後味に強さがある
アルコール度:後味が辛いので強めに感じる
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと野菜っぽい

【評価】
スマートで優しい味わいだけど、味や香りにとても個性を感じる

【供出温度】
10度以下 冷えていると普通に美味しいけど、温度が上がるともっと個性が出てきそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強い濃いロゼで、輝きはやや弱め。

香りは弱く、赤い果実、硫黄のようなミネラル、野菜、ハーブ、時間が経つとだんだん硫黄の影響が強くなってきました。

味わいは、優しくライトなアタックから、品の良い果実感と甘み、優しい酸味がふんわりと広がり、じわーっと複雑な味わいが出てきて、ちょっと渋みのある穏やかなフィニッシュ。

ポルトガルのワイン好きなんですが、これも当たりですね。
グローバル品種にない個性というか、優しく穏やかな味わいの中に複雑な味わいを持っていて、沁みるような深みがありますね。

ニューワールドのようなパーティ感ではなく、上品な紳士淑女の集まりみたいな雰囲気?
決して派手でもゴージャスでもないけど、清楚で品のある、教養のありそうな味わいです。

今日の晩御飯は自家製の「麻婆豆腐」。

ロゼと中華は相性が良いと言われますが、このワインも個性的なスパイスの印象があって、中華との馴染みはとても良いです。

おつまみの「テングビーフジャーキー」も「柿の種チョコ」も、うまく絡め取るような貫禄のある合い方をしますね。
ワインだけだと優しく穏やかな印象ですが、食事が入ると急に存在感が出てきて、世渡り上手でやり手な、只者じゃない感を出してきます。

樽なのか、ウッドチップなのか、木樽のような印象が出てきて、それが深みに貢献しているのが分かります。
ローカル品種の個性と、樽の熟成が重なってこの個性が出てるんですね。

4年前のワインなので、酸化が心配でしたが、まったく問題なし。
というか、ちょっと熟成して深みがでてるかも?

飲み進むにつれてどんどん良くなってきますね。
穏やかで上品なんですが、包み込むような包容力と深みを感じます。

いままで飲んできたロゼのなかでもかなり上位に入りますね。
人に例えるt、チャーミングで上品な、底知れない包容力を持った、育ちの良い女子みたいな?

このワインいいですね。
また飲んでみたいです。

■楽天ショップへのリンク

ロゼワイン MONTE DA BAIA Vinho Rose モンテ・ダ・バイア ヴィーニョ ロゼ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
果実のピュアな甘みを活かした非常に軽快な飲み口のロゼワイン
ロンドン・インターナショナル ワインチャレンジ2014銅賞受賞
ワイン評論家:ロバート・パーカー 86点
ワイン雑誌:Wine Enthusiast2014 85点
カーサ・エルメリンダ・フレイタス社は、1920年にデオニルデ・フレイタス氏により設立されました。
現在は、孫娘のエルメリンダと妹のレオノールが後を継ぎ、家族伝統のワイン造りを守り続けています。
カーサ・エルメリンダ・フレイタス社では、1997年まで生産されていたワインは、ブランド名もなくバルクで販売されていました。
しかし、一人娘のレオノールが「テラス・ド・ボー」というボトル入りの赤ワインを造り始めたことにより、2002年から全ての商品に自社ブランド名をつけて販売するまで規模を拡大していきましした。この功績が認められ、2009年にポルトガル大統領から勲章が授与されました。
今では、数々の世界的なワインコンクールで賞を受賞したり、評論家ロバート・パーカーJr.のガイドブックでも高得点を頂くなど世界的に活躍しています。
イチゴやカシスの甘い香り、口に含むとフレッシュな果実味が口いっぱいに広がります。
果実のピュアな甘みが引き出された、飲み飽きない味わいのロゼワインです。
<マリアージュ>お寿司や刺し身などの魚介類と相性抜群です。

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