ボッターカルロ カーサ・ヴィニロニア アパッシメント 2015
Botter Carlo Casa Vinironia Appassimento 2015
イタリア:プーリア州:I.G.T.プーリア
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:メルロー、プリミティーヴォ、ネグロ・アマーロ
リカーランドトップで、税抜き1280円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>ややケミカル、アルコール香、シナモン
香りの印象:パッシート特有の濃縮感がある
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:強い
余韻:短い
【フレーヴァー】
干しぶどう
【評価】
やわらかで穏やかな味わいで、甘みとフルーツ感が心地よい
【供出温度】
10-13度 甘みがあるので冷やして飲みたくなるけど、冷やし過ぎに注意
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。
香りは、干しぶどうやプルーンの酒精強化ワインのようなイメージに、スパイシーさがあります。
味わいは、優しいアタックから、残糖多めの甘みとチャーミングな果実感がゆっくりと広がり、ボディは細身でタンニンは穏やか、あとからアルコールの強さが出てきて、甘い印象でフィニッシュ。
残糖を多く残した甘めのワインで、陰干しで糖度を高めているのでアルコールもそれなりに強いのですが、口あたりがいいのでスーッと入ってきますね。
これは危険なワインかも。
甘みが強く、一般的なワインとは違うので、好みは分かれると思います。
今日の晩御飯は「チキンフライ」。
中濃ソースをつけて食べましたが、馴染みもしないけど、フィットもしない感じ。
「なんこつのスモーク」も「ビーフジャーキー」もちょっと距離を置いて合う感じ。
「揚塩ピー」も同じ。
やはり甘みが食事との距離感を持っているみたいですね。
チョコレートが一番合いましたが、デザート系に合わせるという手がありますね。
ガナッシュとかチョコレートケーキとかに合いそう。
大人のランチ女子会にチョコレート系のデザートに合わせて出す、みたいなシーンでしょうか。
1000円代前半だとお買い得な品質感はありますね。
甘い赤ワインなので、あとは好みの問題でしょうか。
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カーサ・ヴィニロニア≪アパッシメント≫2015
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イタリア最強レベルのコスパ[ボッター]の極めつけの1本です!!
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いかにもパワフル!!濃縮された果実味にたっぷりのタンニン!!
濃厚果実味タイプがお好きなら絶対にご満足いただける1本です。
【アパッシメント】とは、イタリア語で「ブドウの乾燥」を意味します。その名の通り干して旨味を凝縮させたブドウを使用して仕込むワインで、イタリア好きの皆様なら、ヴェネト地方の銘酒【アマローネ】を思い浮かべるのではないでしょうか?
ただ、このワインは収穫したブドウを干すのではなく、ブドウの収穫を遅らせ(レイト・ハーベスト)、そのまま房を自然に乾燥させるという手法でがとられています。
これによって、ブドウ自体の糖度と濃縮度が上がり、濃厚で甘みを伴ったまろやかなタンニンのある風味豊かなフルボディでリッチなワインに仕上がっているのです。
まさに!!温暖なプーリアだからこそ成しえる技と言えるでしょう。
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