2009/11/08

小布施ワイナリー ソガ・ペール・エ・フィス メルロ オーディネール 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー主体、カベルネ・ソーヴィニヨン(日本:長野県:小布施:07)\1995
(2)メルロー100%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC<サンテミリオン>:05)\1390
(3)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・ヴィニョーブル・ド・フランス<コルシカ産ブドウ>:06)\1390
(4)デュラス、カベルネ・ソーヴィニヨン(フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・タルヌ:06)\996(5本セット4980円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

小布施ワイナリー ソガ・ペール・エ・フィス メルロ オーディネール 2007
【外観】
深い透明感のある、濃いガーネット。
色合いは落ち着いていて、小さな気泡が多く見られる。
濃い外観ながら透明感があり、底がうっすらと見える程度。
フチの色はほんのりオレンジを感じる。
粘性は弱くサラッとしている。

【香り】
スミレのようなフローラル。
華やかな香りで、ボルドーをイメージさせる。
果実香はフレッシュな黒いベリー系。
グラスを回すとなめし革のような印象が出てくる。
やや強めで、しっかりとした香り。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ボディはミディアム程度。
酸味はしっかりとあり、タンニンは控えめ。
後味は酸味が残り、ジューシー。
アルコール度は低めな感じ。
樽の影響を感じる、スモーク臭がちょっと残る。
余韻は短い。

【判定】
濃い外観ながら、底が見える程度の透明感はメルローくらいの印象。
でも他の2本も外せない。
香りの印象はボルドータイプ。
スミレのような華やかな香り。
飲んだ印象は柔らかいけど、ちょっと力がない。
酸味が強く、タンニンはとても柔らか。
後味はやや軽すぎる印象。
ブドウ自体にあまり力がないようなイメージ。
酸味が強く、タンニンが弱いのはピノ・ノワールの印象が強い。
やや濃いピノ・ノワールだけど、可能性はある。
飲めば飲むほどピノ・ノワールっぽいなこりゃ。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ブー

小布施のメルローでした・・

【総評】
小布施ワイナリー ソガ・ペール・エ・フィス メルロ オーディネール 2007
Obuse Winery Sogga pere et fils Merlot Ordinaire 2007

日本:長野県:小布施
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー主体、カベルネ・ソーヴィニヨン

小布施ワイナリーで、1995円で購入。

ボルドーらしい華やかな香りに、微妙に力が足りず、でも口当たりの柔らかい感じはまさに国産メルロー、って感じだったのですが、ここのところ外しまくっているので、さらに深読みして、間違ってしまいました。

メルローとピノ・ノワールを間違えたのは久しぶりですね・・・

ワイン自体にはあまり力がありませんが、それを無理せず、バランスよくまとめているワインです。

やや樽の影響が浮いているような印象を受けますが、優しく繊細な味わいです。

ちょっとスモークチップのような印象が気になるかな。
後味にスモークの香りが残る感じが少しありますね。

とても華やかな香りを出している反面、やや人工的につけた香りのような感じ?

カミさんに感想を聞くと、「バランスはいいけど、力が無い。1280円くらいならお買い得な感じ。」

今日の晩御飯は鶏と大根の煮物。
味噌味仕立てです。

完全に和風ですが、鶏肉に良く合いました。

和食に良く合うってのは、さすがに国産ワインですね。

あれこれ文句を言いながらも、ワインがどんどん無くなります。
カミさんも良く飲んでました。

やっぱり日本人には国産のワイン?
と思わせる1本ですね。

最初の印象はちょっと頼りなくても、飲み進むと良さがじわじわ出てくるワインです。
ボルドーのような力強さはありませんが、味わい深さがありますね。

国産ワインなのでちょっと高めですが、一度試してみることをオススメします。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事