・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1980
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック)\1880
・メルロー75%、カベルネ・フラン15%(ボルドースーペリュール)\1780
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観
【香り】
豊かな香り
カシス
ジャムのような濃縮感
黒こしょう
【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
溶けたタンニン
適度なタンニン
非常に重厚な
アルコールの強い
余韻は10秒以上
アルコール度:13%?→外れ14.5%
飲用温度:15℃?
【判定】
濃い色合い。
単調な色調。
紫を感じる外観。
透明感はあり、濁っているわけでは無いが、底が見えないくらいの濃さ。
香りは、ジャムのような果実香と、黒系のスパイスが強く香る。
フツーにシラー(シラーズ)といった印象。
口あたりは柔らかく、やや甘さを感じる。
果実味が強いイメージ。
香りだけだとカベルネ・ソーヴィニヨンも候補に入っていたが、飲み口でほぼシラーズに固まる。
ピノ・ノアールは色の明るさからいくと間違いなく外れで、メルローは動物的な、土っぽさが無いので、外れる。
ファイナルアンサーで、シラー(ズ)
で、ピンポン
オーストラリアのシラーズらしい、シラーズです。
【総評】
これ外すとマズイだろ、って感じのシラーズ。
(当たったから言うけど)
Julimar Organic Shiraz 2003
ジュリマー オーガニック・シラーズ 2003
※輸入業者のコメント
自然農法の香りがプンプン。味わいはつややかで、滑らかで、喉にスルッと入る。オーストラリアにこんなワインがあるとは!とトップソムリエも驚愕!
地域;西オーストラリア
地区:パースヒルズ
メーカー:ウエスタンレンジ WESTERN RANGE
自然農法の香り、ってやつが分からない。
ビオの香りは糞尿系の香りって聞いた事があるが、そこまで個性は無い。
シラーズ独特のスパイス香が常に最初に来て、他の香りをすべて覆い隠しているように感じる。
黒のスパイスに混ざって、ややミントの印象も感じる。
悪臭成分はそれほど感じず、そこがまた複雑さや深みのようなものを感じさせないポイントになっているのでは。
味わいもフルーティさがメインで、飲みやすいがやや単調で、飲み進むと飽きてきそうな印象。
この間セミナーで飲んだギガルのローヌ北部のワインと比べて考えると、甘くて飲みやすくて、ジュースっぽい感じ。
でもアルコール度は高いよね、14.5%。
ここが、のこワインの価格設定のポイントなのか。
ちなみにうちのカミさんに「値段、いくらくらいだと思う?」って聞いたら、1500円くらい、って答えでした。
オーストラリアのワインの値段の判定は難しいが、個人的には2000円越えると高い感じをもつ内容。
ただ飲みやすいだけ、って感じなのかな??
0 件のコメント:
コメントを投稿