2010/10/11

グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1650
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(4)グリッロ60%、インツォーリア40%(伊:シチリア州:シチリアI.G.T:09)\1428(12本セット@831円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009
【外観】
ベージュがかった、中庸なイエロー。
かなりベージュがかった色調だが、小さな気泡も見られ、熟成よりは品種の持っている色の印象。
粘性はやや強めで、脚が後からゆっくりと降りてくる。

【香り】
熟した果実。
かなり過熟した果実のイメージ。
そこに爽やかなハーブの印象が混ざる。
それほど強い香りでは無いが、濃厚な印象がある。
グラスを回すと落ち着いた蜜のような果実香に変わる。
シロップ漬けのフルーツみたいな感じ。
そこに独特な、オリエンタルな印象のスパイス香がある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
まろやかな口当たり。
ボディは軽めの印象だが、アルコール度は強そう。
酸味はフレッシュで強め。
梨の芯の部分のちょっとエグ味のある酸味って感じ。
口に入れて全然膨らまず、酸の印象だけ、長く続く。
ほのかに苦みが残る。

【判定】
独特な色合いは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。

香りの印象は甘いフルーツ香中心で、イタリアっぽい。
そこに独特なスパイス香。
これもシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランには無い特徴。

飲み口はドライながらフルーティ。
軽めでサバサバした感じもイタリアっぽい。

品種での特定は出来ないが、全体の印象がイタリアン。

ファイナルアンサーで、グリッロ、インツォーリア
で、ピンポン

グローバル品種には無い、個性を持ったワインですね。

【総評】
グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009
GRILLO & INZOLIA FEOTTO DELLO JATO 2009

イタリア:シチリア州:シチリアI.G.T
アルコール度:13%
ブドウ品種:グリッロ60%、インツォーリア40%

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1428円。

グローバルワインの価値観とは違う、個性的なワインです。

ボリューム感とか、リッチ感はありません。
ボディは細く、ちょっと収斂性を感じる酸味で、クセのある味わい。

今日の晩ご飯はサンマの塩焼きだったのですが、まったく合いませんでした。

青魚を食べた後って、グラスにも体にも生くさい匂いが付いてしまうので、グラスは変えて、歯磨もして、それから再び飲みを再開。

このワイン、食事と合わせた方が美味しいタイプでしょうね。
ワインだけだと、ちょっともの足りません。

ひとクセある感じですが、普通にサーモンのソテーとか、合いそうですね。

ミックスナッツがあったらので合わせてみたら、そこそこ大丈夫。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン美味しいけど、食事に合わせた方が良さそう、1480円くらい?」とのこと。
価格はほぼぴったり。

ワインだけで飲んでると、ちょっと食べ物が欲しくなるタイプですね。

バランスが良く、個性があって、良いワインだと思います。


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