2010/07/25

ジェイコブス・クリーク リースリング 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:07)\1780
(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(4)セミヨン37%、ソーヴィニヨン・ブラン36%、ミュスカデル27%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:07)\1120
(5)リースリング(豪:オーストラリア南東部:マルチ・リージョナル・ブレンディング:09)\990

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジェイコブス・クリーク リースリング 2009
【外観】
淡くグリーンがかったレモンイエロー。
色合いは淡く、グレーがかっている、グリーンイエロー。
輝きは少しある。
小さな気泡が少しグラスの内側につく。
粘性はやや強く脚が後から降りてくる。

【香り】
蜜の入ったリンゴ。
グリーン系ハーブ。
パイナップルのような南国系の果実。
ローズマリーのようなグリーン香の強いハーブのような印象がちらり。
グラスを回すとグリーン系のハーブ香が強くなる。
全体に爽やかさのある上品な香り。
フルーツよりもハーブ香の方が強め。

【味わい】
フレッシュで酸が強いアタック。
残糖はほとんど感じないセック。
アルコール度は高く、少し浮いた感じがある。
ボディはスレンダー。ちょっとサバサバしてる。
酸味はかなり強く、味の中心になっている。
アタックは酸が強烈で、そのまま酸が中心でだんだんとトーンダウンしていく、後味は苦味が残り、力なく終わる。

【判定】
グリーンがかった気泡を多く見られる外観は2009か、2008年。
リースリングかゲヴュルツトラミネール?

香りはハーブ香が特徴的。
少なくともゲヴュルツトラミネールのヴァラエタルアロマは感じない。
リースリングっぽいミネラル感はある。
ペトロール香ではないが、石灰のようなミネラル感。

味わいは酸味が中心で、厚みのないスレンダーなボディ。
サバサバした酸っぱい感じは、リースリングっぽい。

でも意外とリースリングとシャルドネは間違えるので要注意。

今回シャルドネはプティ・シャブリとマコン・ヴィラージュ。
プティ・シャブリ?
う~ん、悩む・・・

時間がたつとますますシャルドネっぽい?

ちょっとちょっと、このかすかに香るグリーン香はソーヴィニヨン・ブランじゃない?って気が。
そうなるとボルドーだぞ。

あれあれ?ますます混乱してきました。

少なくともリースリングは外す。

シャルドネも違うかな、これはボルドーだろ、やっぱり。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

あ~れ~、リースリングでした・・・

【総評】
ジェイコブス・クリーク リースリング 2009
JACOB'S CREEK RIESLING 2009

オーストラリア:南東部:マルチ・リージョナル・ブレンディング
アルコール度:12%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、990円で購入。

やっぱり一度迷うとダメですね。
特に白は品種の特徴がつかめないと、軽くパニックになります。
これから試験を受けるみなさん、迷ったら落ち着いて、第一印象を大事にしましょう。

このリースリング、伝統産地を思わせるドライさがあります。

ただやっぱり、ボディの軽さとか、酸味がちょっと荒っぽい感じとか、ニューワールドのリースリングって感じもあります。

とにかくフレッシュな爽やかさのあるワインです。
後味はグレープフルーツのような爽やかな苦味があって、ポリシーを感じます。

冷やした方が美味しく飲めますが、ちょっと単調な印象になりますね。

ワインだけで飲んでるとだんだん飽きてきました。

あんまりフルーティでもないので、パーティ向けって感じでもありませんが、静かにじっくり飲むにはちょっと単調。

どういったシーンで美味しいか、ちょっと分かりにくいかも。

良いワインなので、もう少し上を期待してしまうのかもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じてしまいますね。

カミさんに意見を聞いたら、可もなく不可もなく。

悪くないんですけどね~。

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ジェイコブス・クリーク リースニング 2009 税込 977 円 送料別

※サイトより引用
収穫から醸造過程において、リースリング種本来のフレーバーを維持するために色々な努力がなされました。
収穫は気温の下がる夜間に行なわれ、ブドウはすぐにワイナリーへ運ばれました。
ワイナリーでは、除梗、破砕の後、できるだけスキンコンタクトの時間を短くして圧搾され、ソフトで低フェノールのマストが抽出されました。
清澄後、マストを品種特有の果実の特徴をさらに引き出すため、厳選された酵母を使用して発酵させました。最終的にワインはブレンド、安定化そして清澄の過程を経てボトリングされます。
ワイン中の少量の二酸化炭素は、アルコール発酵後に長期の貯蔵をすることなく瓶詰めすることによって生じています。理想的な生育条件と高度なワイン醸造技術が結合して、南オーストラリアで最も有名なリースリング産地から収穫されたブドウの特徴を引き出しています。
 「ジェイコブス・クリーク リースリング 2007」は、果実味豊かで、柑橘系の風味とフレッシュなブドウの特徴をもつ素晴らしいワインになりました。軽めの料理との相性がいいワインです。
輝きのある淡いグリーン色をしており、香水を感じさせる、花のようなライム香と、ほのかなりんごの花のアロマが感じられます。
豊かなレモンとライムのフレーバーが、バランスよく自然なミネラルの酸味と調和しています。

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