2010/04/11

グレイス茅ヶ岳 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(豪:サウス・オーストラリア州:バロッサ・ヴァレー:08)参考価格2100円(6本セット10500円)
(2)甲州(日本:山梨県:茅ヶ岳山麓:07)\2000
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:06)\733

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

グレイス茅ヶ岳 2007
【外観】
ほとんど無色のわずかに色づいたレモンイエロー。
日本酒くらいの色合い。
黄色はほんのり、少しグレー。
輝きはやや大人しい。
粘性は弱い。
小さな気泡がフチに多く見られる。

【香り】
柑橘系フルーツ。
スモーク。
酵母の香り。
グラスを回すと華やかなフルーツとフローラルの印象が広がる。
香りは控え目で、上品。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ライトで、水?ってくらいのスッキリ感。
でもアルコール度は強めで、お腹が熱くなる。
酸味は優しい感じで、バランスよく効いている。
とても軽いながら酸味と苦味が味を締めている。
飲み口は軽いが、余韻は長めに続く。

【判定】
すでに外観が甲州。
日本酒くらいの色合い。
香りも上品で華やかな甲州の印象。
なんと表現していいかいまいち分からないが、ああ甲州、って感じ。
味わいはチョーすっきり。
でもジワジワ味わいが染みてくる。

ファイナルアンサーで、甲州。
で、ピンポン

拍子抜けするほど軽いのですが、ジワッと力を感じる味わいです。

【総評】
グレイス茅ヶ岳 2007
GRACE KAYAGATAKE 2007

日本:山梨県:茅ヶ岳山麓
アルコール度:11%
ブドウ品種:甲州

ワインショップ 『キュヴェミサワ』で、2000円で購入。

グレースワインらしいまとまりですね。
全体の力を抑えながら、香りや味わいの深みを出している。

最初の飲み口はホントに水ですか?ってくらいの軽さだったのですが、飲み終わりには充実感があります。

今日の晩御飯は、タケノコご飯とタケノコの煮物、ビンチョウマグロの刺身。

普通のワインにはまったく合わないメニューでなのすが、このワインはとても良く合います。

タケノコご飯に合うワインなんて、そうそうありませんね。

最近は、タケノコの旬になっても合わせる日本酒がなかなか見つからず困ってましたが、これからは甲州ワインで大丈夫かも。

タケノコの煮物も、マグロの刺身も、すーっと馴染みますね。

さすが、グレイスワイン。

ワインだけで飲むとやや軽すぎる印象を受けますが、和食に合わせるとその真価を発揮するってところでしょうか。

カミさんの価格評価では、1780円。
グレイスワインじゃなければ、1580円くらい、って評価。

確かにとても軽い飲み口なので、安い印象は受けてしまいますが、じっくり味わうとやっぱりそれなりの品質を感じる、と私は思うのですが。

ただ、ワインってブランドの印象で全然味が違ってきますので、最後までブラインドで飲んだらどういう評価になるか分かりませんが・・・

グレイスワインはここ数年でブランド力を急激に上げましたよね~。
国内ではトップブランドなので、高いのはしょうがない、って思うくらい。

とはいえ、ひと昔前に比べると、随分買いやすい価格になりましたね。

そうそう、この『キュヴェミサワ』のオープン記念で、ワイン専用品種の穂木(剪定枝)を4種いただきました。

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、甲州の剪定枝です。
うまく育てると、結実してブドウが収穫できるらしい・・・

植物の世話なんてやった事ありませんが、ここはひとつ、鉢植えでワイン専用品種のブドウが収穫出来るように頑張りたいと思います。

さらに、グレイスワインのロゴ入りグラスと、カワイイ花の形のグラスマーカーもついてました。

とってもトクした気分。

グレイスワインもオススメですが、ワインショップ『キュヴェミサワ』もオススメですね。
http://wine.jp/cuveemisawa/

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