2009/06/04

パヌール カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.コルチャグア・ヴァレー:08)\647(6本セット3880円)
・カベルネ・フラン、メルロー(南アフリカ:パール地域:00)\598(特売品)
・品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\580
・品種不明(イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ:NV)\500

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

パヌール カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
【外観】
黒みがかった、濃縮感のある、ガーネット。
フチは、青っぽいピンク。
透明感はほとんど無い。
粘性は強く、脚がじんわりと降りてくる。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実香。
焦げ臭。
フレッシュなフルーツの印象もある。
グラスを回してもあまり印象が変わらない。
ヴェジェタルな印象。
生っぽい動物香。
ユーカリオイルのようなスパイス香。

【味わい】
暖かい印象の、重みのあるアタック。
アルコール度は強く、後味に残る。
飲んだ時は甘さを感じるが、後味は乾いた印象でセック。
フルーティさも少しあるが、全体的には重い辛口な印象。
タンニンはキレイに溶けていて、酸味も柔らかい。
若々しい印象で、バランスよくまとまってる。

【判定】
濃く、若い印象なので、ほぼ、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン。
香りは厚みがあり、焦げ臭とヴェジェタルな印象で、これもまたチリカベ。
飲み口はニューワールドらしい甘さを伴った、ヘビーな飲み口。
思ったよりフルーティさは少ない。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

上品なまとまりのチリカベです。

【総評】
ビニェードス・エラスリス・オバリエ パヌール カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
Vinedos Errazuriz Ovalle S.A. Panul Cabernet Sauvignon 2008

チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ワインの店ちどり屋の通販で、6本セット3,880円、1本あたり647円で購入。

いいですね~。
ちどり屋さんのワインセットの1本目ですが、早速ヒットみたいです。

チリカベらしい、重さや甘い印象がありますが、口当たりは滑らかで、酸味がうまくバランスをとって上品にまとまっています。

1本飲み終わる頃にどう変化しているかで評価は分かれるでしょうが、第一印象はとてもGOOD。

今日歯医者に行って、仮詰めしている状態なので、口の中がケミカル臭であふれているのですが、このヘビーな味わいはそんなものはものともしません。

ピノ・ノワールだったら、たぶん、ダメだったでしょうね。

少し飲み進むと、甘い感じが、やや気になってきました。
いちいち甘い、みたいな。

少し冷やすと、フルーティさが強くなりますね。
フルボディですが、冷やした方が美味しいかも。

「チリのワインは、のっぺりとしている。」と言うフレーズをどこかで聞いた事がありますが、まさに温度が上がると「のっぺり」感が出てきます。
さらにグラスに少量残ると、鼻をつく強い樽香が・・・

激安ワインは必ず弱点を持っていますから、その弱点が出ないように、配慮して飲まないといけませんね。

このワインは、少し冷やしてグラスに長く残さない、でしょうか。

今日の晩御飯は煮込みハンバーグ。

肉の味の強い料理にはよく合いますね。
食事に合わせると、やや甘さが浮くような印象もありますが、気にならないレベル。

家庭料理だったら焼肉、ハンバーグ、カレーってところが合いそうですね。

飲み進むと気になってくるのは、やはり樽香。
樽というよりは木のチップでも入れたのかな、って感じです。

まあ、人によって感覚は違うかもしれませんが、許容範囲かな。

多少気になる部分はあるものの、700円を切ると、かなりお得感のあるワインです。

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http://item.rakuten.co.jp/mono-mall/4997678556167/

※サイトより引用
『ビニェードス・エラスリス・オバリェ』は、チリ中央部に位置する自社畑で採れたブドウだけを使用する生産者で、押しなべてコストパフォーマンスの高いチリワインにあっても、とりわけ人気急上昇中です。
『カベルネ・ソーヴィニヨン』はブラックベリーやミントの香りの中にカシスのニュアンスも感じます。完熟した果実の風味を持ち、なめらかな舌触りが特徴です。

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