2018/05/30
第2回J.S.A.ブラインドテイスティングコンテスト予選 受けて来ました!
第2回J.S.A.ブラインドテイスティングコンテスト予選に行ってきました。
日時:2018年5月30日(水)
場所:ホテル雅叙園東京
<スケジュール>
14:00 ~ 14:30 受付
14:30 ~ 14:40 入場
14:40 ~ 14:45 オリエンテーション
14:45 ~ 15:15 テイスティング(30分)
参加者は200~300人くらいいたでしょうか。
広い会場でほぼ満席でした。
■禁止事項
会場に一旦入ると、再入場はできません、事前にトイレに行っておきましょう。
もちろん入るときに注意事項としてアナウンスされます。
本日は夏日で蒸し暑かったのですが、会場は冷房がしっかり効いていて、上着をクロークに預けたことを少し後悔。
ただ、試験時間は短いので寒くて震えるって感じではなかったですね。
会場内で携帯電話やスマホを使ったら即退場で、もちろん撮影もNG。
掛け時計はないので、時間が気になる人は腕時計していった方がいいかもですね。
終了5分前にはアナウンスがあります。
入場時にグラスにお酒は注がれている状態ですが、匂いを嗅いだり触ったら退場です。
■回答項目
撮影はNGなので、記憶にある範囲です。
違っているかもしれませんので、ご容赦ください。
<ワイン>
・主要品種
・生産年
・生産国
・生産地区
・販売価格
を直筆で記入、カタカナでも現地の言語でもOK。
<日本酒>
・主要品種
・特定名称
・生産県
・固有名称
・精米歩合
・アルコール度
・販売価格
だったと思います。
<リキュール>
・主要品種
・生産国
・生産地区
・固有名称
・アルコール度
・販売価格
だったような・・何か足りないような気も。。
■解答
あくまで私の解答なので、正しい答えではありません。
というか、たぶん違ってます。。
◇白ワイン①
こってりしたリッチで樽香のあるタイプ。
果実味も甘みもあって、ニューワールドの印象。
さすがにコンテストにシャルドネは出ないだろうと最初は思ってましたが、一周回って出るかも、と考えを切り替え、日本のシャルドネを選択。
登美の丘をイメージして、シャルドネ 日本 山梨 3500円と解答。
◇白ワイン②
外観は淡めで、香りがアロマティック。
イメージとしてはゲヴュルツトラミネールやヴィオニエ、トロンテス。
甘みもあるけど、かなり酸味が強く、ニューワールドというよりはドイツワインっぽい印象。
これは、アルザスのゲヴュルツトラミネールを選択。
終わってから考えると、ドイツワインって選択肢もあったかも・・
◇赤ワイン①
野趣あふれるワイルドな香りのタイプで、少なくともグローバル品種ではなさそう。
テンプラニーリョとか、カベルネ・フランをイメージしたけど、味わいはまろやかで甘味がありニューワールドの印象。
アメリカっぽさを感じたので、アメリカらしい品種ということでジンファンデルをチョイス。
産地は良くわからないので、とりあえずカリフォルニア。
◇赤ワイン②
フォクシーフレーヴァーがあり、日本の品種に絞る。
前回のソムリエ協会セミナーで「ヤマ・ソーヴィニヨン」なんて出ましたが、さすがにそれはないだろう・・と思い除外。
マスカット・ベーリーAにしては、ちょっと野性的、かと言ってキャンベル・アーリーほどのフォクシー感でもない。
過去一度飲んだことのある、「ツヴァイゲルト・・なんとか」みたいなやつがイメージが近いかも・・・と一生懸命思い出してみるものの、正確な名前を思い出せず、まあいっか、と「ツヴァイゲルトベーゼ」と記入。
終わってから調べてみると「ツヴァイゲルトレーベ」が正解・・・
かなりチャレンジングな選択だったけど、品種名を間違えて撃沈です。
◇日本酒
素直でまろやかスッキリと美味しいタイプでしたが、醸造用アルコールが入っている印象だったので、純米ではない吟醸を選択。
精米歩合は50%と記入したのですが、吟醸の精米歩合って60%でしたね。
これも完全にアウトですね。
使用米はまったく分からないので最初に「愛山」と記載したものの、安全をみて「山田錦」に変更。
北の方の安定感のある印象と勝手に想像して、新潟の八海山にしておきました。
選択ではなくて記入方式なので、漢字が簡単なやつで。。。
◇醸造酒
これはもう「グラッパ」しかない、という味わい。
トスカーナのスーパータスカンあたりのグラッパをイメージして、生産地区は「トスカーナ州」使用品種は「サンジョヴェーゼ」売値は5,000円と回答しました。
で、終わってからハッと気がついたのですが、ひょっとしてこれは国産のグラッパ??
最近日本でもグラッパが作られてるみたいですからね~。
簡単じゃんと思ったけどひっかけ問題だったかも。
■まとめ
決勝進出者の結果発表は6月8日らしいのですが、出題品種等は公表されないようです。
ちょっと残念。。。
でも静かな試験会場で、あれこれ推理して回答を導き出すのは日常生活から離れた空間で、とても楽しかったですね。
また機会があったら受けてみたいですね。
■正解発表ありました!
予選通過の発表に合わせて、正解発表がありました。
残念ながら予選通過はしませんでしたが、これだけ外せば当たり前ですね。
ワインエキスパート試験に出るような、いわゆる主要品種はありませんね。
面白いラインナップです。
ジョージアのワイン、飲んどかないと。。。
◇白ワイン①
主要品種:シュナン・ブラン
生産年:2015
生産国:南アフリカ
生産地:パール
◇白ワイン②
主要品種:ルカツィテリ
生産年:2015
生産国:ジョージア
生産地:カルトリ
◇赤ワイン①
主要品種:カルメネール
生産年:2016
生産地:チリ
生産地:カチャポアル・ヴァレー
◇赤ワイン②
主要品種:ツヴァイゲルト・レーベ
生産年:2015
生産国:日本
生産地:長野県(塩尻市桔梗ヶ原)
◇日本酒
主要品種:五百万石
特定名称:吟醸酒/特別本醸造酒
生産都道府県:新潟県
アルコール度:15%
精米歩合:55%
◇醸造酒
使用品種:フランボワーズ/ラズベリー
タイプ:ブランデー/オー・ド・ヴィー
生産国:フランス
生産地:アルザス
アルコール度数:40%
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