2017/09/18
コノスル シラー ヴァラエタル 2016
コノスル シラー ヴァラエタル 2016
Cono Sur Bicicleta Syrah 2016
チリ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー
酒のいしかわの通販で、6本セット5,165円(税込/クール便送料込)、1本あたり861円で購入。
参考価格は、732円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、深い透明感がある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリー
<香辛料・芳香・化学物質>生肉、黒胡椒、ガリーグ、チョコレート
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):低め(ドライ)
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:サラサラした、弱め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや低め
余韻:短い
【フレーヴァー】
やや水っぽいフルーツ
【評価】
スマートでライトでドライ、果実感も甘みも抑えめで、やや水っぽい印象もある
【供出温度】
14-16度 ドライでちょっと水っぽいので、温度低めの方が良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。
香りは、カシス、ブルーベリー、生肉、黒胡椒、ガリーグ、かすかにチョコレート、シラーらしいスパイシーな印象です。
味わいは、軽めのアタックから、大人しい果実感としっかりした酸味がじわっと地味に広がり、甘みは少ないドライで、やや水っぽい軽めのボディが続いて、そのまま消えるようにフィニッシュ。
ガラガラとコノスル神話が崩れていくような水っぽい味わい。
少なくとも今までのアプローチとは違いますね。
2013年は
果実感強めで甘みのあるニューワールドタイプだけど、しっかりしたタンニンとアルコールが引き締めてて、ワインとしての存在感を出している。
ちょっと重いので男性向き。
2012年は
味わいは滑らかでソフト、甘いフルーツ感があるけど、意外とタンニンが強く、渋みが残り、アルコール度が高いこともあって、後味は乾く感じです。
全体的なバランスはちょっと「?」で、少し水っぽい。
2008年は
ドライでやや抑え目なアルコール感、ちょっとヒンヤリとした飲み口、フローラルで華やかさのある香り、伝統産地のワインのイメージ。
ローヌタイプで、1980円くらいの価格感。
と高評価。
かなり変遷してきてる、って事でしょうね。
いままで飲んだどのタイプとも違いますね。
ドライで、軽めで、どちらかというとフィネスを追求しているような繊細なタイプ。
いやいや、1杯飲み終わるころには、魅力がじわじわ出てきたかも。
温度はちょっと高めの方がいいかもしれません。
13度だと軽くてシンプルでジュースっぽい感じ。
今日の晩御飯は、「豆腐入りの鶏つくね」と「和風ドレッシングのグリーンサラダ」。
このワイン、和食にも良く合いますね。
果実感と甘みが抑えられる分、食事との相性は良さそうです。
パーティ向けじゃないけど、自宅でゆっくり食事と合わせながら飲むにはいいかも。
もちろん、魚介系はダメですが、和食でもある程度合いそう。
人に例えると、落ち着きのある社交的な女性なんだけど、個性的でピリッとスパイシーみたいな?
良いワインだと思います。
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