ブルゴーニュ・グラン・オルディネール ドメーヌ・サン・ヴァランタン 2005
BOURGOGNE GRAND ORDINAIRE DOMAINE SAINT VALENTIN 2005
フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ グラン・オルディネール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール
町田の藏家さんで、税抜き1550円で購入。
【外観】
清澄度:少し濁りを感じる
輝き:やや強め
色調:落ち着きのある黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:落ち着いた印象ながら、まだ若さを感じる
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>ブルーベリー、木苺
<花・植物>すみれ、杉
<香辛・芳香>シナモン、血液
<化学物質>ややセメダイン香
香りの印象:開いている、酸化熟成の段階にある、第2アロマが強い
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
少し酸化したベリー系の印象
【評価】
華やかな香りで、やや酸っぱい味わいながら、スマートなまとまり
【供出温度】
10-13度 熟成感が酸っぱさにつながっているので実際に温度を変えて飲んでみないと分からない
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、落ち着いた黒っぽい色調ながら、まだ若さもあり、輝きもあります。
香りは、スミレのような華やかなフローラル、赤い果実、揮発性のあるちょっとセメダインやシナモン、血液や生肉のようなイメージ、時間が経つとやや酸化した印象が出てきました。
味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、強めの酸味が締めて、やや酸化した酸っぱい感じがあるものの、クールな印象で爽やかな味わい。
9年前のワインにしてはフレッシュな印象だけど、ちょっと酸っぱくなってる感じでしょうか。
最初はそれなりに美味しく飲める感じでしたが、グラスに入れて時間が経つと、酸化した感じが強くなってきました。
温度高めだと、やや酸化の印象が気になるかも。
今日の晩御飯は、すき焼き風の肉豆腐。
とりあえず肉だけで合わせてみましたが、ワインの香りが強めなのでちょっと合いません。
もうちょっと熟成感があると思って開けたけど、このワインわりとフレッシュですね。
カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、酸っぱいよね。」という感想。
う~ん、やっぱり酸っぱさが気になるみたいです。
おつまみで、ビアソーセージに合わせると、バランスはいいんだけど、あまりフィットしません。
なんでしょうね。香りや力のバランスはいいんですけどね。
ピスタチオはワインの酸味とピスタチオの苦味がそれぞれ気になって、これはあまりよくない。
ピスタチオって、ワインのツマミとしては万能なイメージがありますが、このワインは合いません。
このワイン何がいいのかな?
熟成感が無くて酸っぱくなってるってのが、合わせる時のポイントになりますね。
飲み進むと、さすがにちょっと酸っぱいかも。
香りが良かったり、この価格では楽しめる部分も多いのですが、オススメできるような品質ではなさそうです。
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