(1)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
(2)シラーズ(豪:サウス・イースタン・オーストラリア:11)\780
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(米:カリフォルニア州:10)\580
(4)テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%(スペイン:地理的表示無し:NV)\398
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、やや透明感がある
【香り】
豊かさ:しっかり感じられる
特徴:樹脂、グリーン香、なめし革、赤身の肉、メントール、シナモン、ブルーベリー、ブラックベリー
香りの印象:開いている、やや還元香?
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、強め
バランス:軽めで、スマート
タンニン分:軽め、サラサラした
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
ライトでフルーティだが、ややアルコールが浮いている印象
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しく濃い外観だが、底がうっすらと見えるくらいの透明感がある。
ピノ・ノワールは外れて、ニューワールドよりスペインがあたりが候補。
香りは硫黄のケミカルな印象に動物香、グリーン香。
品種の印象ではカベルネ・ソーヴィニヨン。
味わいはかなり軽め。
でもアルコールがちょっと浮いた感じで、低価格ワインのイメージ。
残糖もやや多めで、スペインか、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨン?
味わいはちょっとニューワールドのイメージだが、スペインの低価格ワインはニューワールドっぽいので、やはり候補。
かなりジュースっぽいが、全体のバランスは悪くない。
カベルネ・ソーヴィニヨンにしては、軽くてフルーティ過ぎるかも。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタ
で、ピンポン
フルーティでほんのり甘いワインです。
【総評】
ソル・イ・パシオン 赤 NV
Sol y Pasion Tinto NV
スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ65%、ガルナッチャ・ティンタ35%
スーパーアルプスで、398円で購入。
カミさんに感想を聞いたら、「思ったより悪くない、ワインだけで気軽に飲める、500円くらい?」という感想。
軽くて、ほんのり甘いので、平日にワインだけで飲むにはいいかも。
この甘さが、食事と合わせるとどうなるか、ですね。
今日の晩御飯は、鶏の照焼き。
ちょっと甘めのタレです。
ワインの甘さと、照り焼きタレの甘さがフィットするかと思いきや、意外と合いません。
ご飯のおかずになるように、タレの塩気が強いからですね。
金曜日なので、レトルトのカルボナーラにも合わせてみました。
カルボナーラに赤ワインを合わせたのは初めてですが、粗びきのコショウを多めにかけると、スパイシーさが出て、案外合います。
家庭料理に合わせるには、ひと工夫必要そうですが、このワイン軽めなので、幅広く合いそうです。
軽くて、ジュースっぽくて、キレの悪い甘さがあって、意外と料理を選んで等々、マイナスポイントは結構ありますが、398円という価格で考えると、まったく問題無しですね。
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