(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)ピノ・ノワール(チリ:DOセントラル・ヴァレー:10)\880
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:キャンディ、ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、メントール、タバコ、血液、燻製肉、シダ、シナモン、樹脂、甘草
香りの印象:還元状態にある、木樽からのニュアンス、第2アロマが強い
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな強さのある
バランス:心地良い、軽い
タンニン分:控えめ、サラサラした
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)、樽の影響が強い
【評価】
軽くて、カジュアル、気軽に楽しむ
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
底がハッキリ見えるくらいの透明感で、明るいルビー。
この中では、ピノ・ノワール。
香りは樽の影響が強い、ちょっと前のニューワールドタイプ?
キャンディの印象もあって、ガメイっぽい。
なめし革やドライフラワーのような感じはピノ・ノワール。
飲み口は超ライト。
深みがなくて、キャンディっぽい香りが残って、ちょっと不出来なワイン。
ニューワールドの安いピノ・ノワールって感じ。
ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン
軽くて、樽臭い、ピノ・ノワールです。
【総評】
アナケナ ピノ・ノワール 2010
Anakena Pinot Noir 2010
チリ:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
リカーランドトップで、880円で購入。
とにかく樽臭いのが、イマイチ。
カミさんに価格感を聞いたら、「ピノ・ノワールだからねー、1380円。」と意外と高め。
確かに、ピノ・ノワールで、880円ってのは破格値かもしれませんね。
でもチリの品種表示は、原産地呼称ワイン(DO)で、75%入っていればいいので、25%は何が入ってるか分かりませんね。
でもピノ・ノワールに混ぜるとしたら、ガメイくらい?
チリでガメイを栽培してるとは思えないし。。
ネットで調べてみると、このワインはピノ・ノワール100%みたいですね。
http://www.anakenawines.cl/single/pinot.php
今日の晩御飯は鶏のトマト煮込み。
トマトを活かした、ナチュラルな味付けです。
合わせてみると、軽さが丁度いいですね。
樽臭さもあまり気になりません。
カミさん的には結構好みだったみたい。
ドライでソリッドな感じがいいのかも。
軽さの中に、ピノ・ノワールらしい複雑性、のようなのものありますね。
最後まで還元状態みたいな硬さがありましたが、樽臭さはだんだん気にならなくなってきました。
すごくいい訳じゃないけど、コストパフォーマンスは高めではないでしょうか。
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