(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(3)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCマコン:09)\1050
(4)シラーズ(豪:南東部:10)\780
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:輝きのある
色調:紫がかった、ルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:》ブルーベリー、血液、燻製肉、シナモン、樹脂、ナツメグ、甘草
香りの印象:落ち着いた(控えめな)、開いている、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:軽い、穏やか、スムーズ
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか、弱め
酸味:やや尖った感じ
バランス:軽い、しっかりしている
タンニン分:控えめ
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)、スパイシー
【評価】
シンプル、フレッシュ
【供出温度】
11-14度、15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
かなり明るい外観、ガメイやピノ・ノワールくらい。
香りは鉄や血液、なめし革の、ピノ・ノワールの印象。
干しぶどうのようなガメイっぽさもある。
味わいはライトでドライ。
甘みは少なく、シャープで、伝統産地の味わい。
ファイナルアンサーで、ガメイ、ピノ・ノワール
で、ピンポン
これはさすがに分かりますね。
【総評】
ラウル・クラージェ マコン・ルージュ 2009
Raoul Clerget Macon Rouge 2009
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマコン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール
伊勢丹で、1050円で購入。
かなりライトな口あたりながら、しっかり旨みがあって、さらに芯の強さがあります。
ワインだけで飲んでると辛さが気になってきて、何か欲しくなるタイプですね。
ブルゴーニュらしいというか、伝統的な味わいで、サービス精神が少ない、頑固な印象。
今日のメニューは、チキンソテーの照り焼きソース。
力のバランスは、程良い感じだけど、照り焼きの甘みとワインの辛さにややギャップを感じました。
かなり辛口で、香りも華やなタイプなので、洋食の方が合いそうですね。
ドライカレーとか、香辛料を効かせたチキンのソテーとか合うのかな?
牛肉の煮込みとかも合いそうです。
食事が終わって、ワインだけで飲んでると。ややツライ感じ。
おつまみのレーズンに合わせると、完全にワインが負けるけど、フルーツ感と甘みをプラスしてくれて意外と美味しいです。
ピーナッツは油脂分とワインが馴染まず、なんかダメ。
全体的にみると、それほどコストパフォーマンスが高い感じではありませんが、このワインみたいに、1000円そこそこでブルゴーニュらしい味わいが楽しめるワインは少ないのでは。
そういう点では、とてもお買い得なワインだと思います。
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