・シラー(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\980
・メルロー(豪 イエローテイル)\850
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103
の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
濃い、透明感の無い紫
粘度は高め、13%くらいか
【香り】
最初に濃縮された果実香を感じるが、その後は香りが弱くほとんど感じない
かすかにチェリーからカシスくらいの香りを感じる程度
動物香や土の香り、グリーンの香りなど、特徴をつかめるような香りはほとんどなし
【味わい】
おだやかで柔らかいアタック
やや甘さを感じる
酸味も穏やか、渋みもほとんどない、ちょっとブドウジュースのような味わい
余韻も短い
【判定】
とにかく香りがしない。
花粉症のせいもあるかもしれないが、ワイン自体も実に弱い。
味わいは南をイメージさせる穏やかなもの。
香りをよりどころにせず、味わいだけで判定すれば、シラーが一番近い。
でも今回のシラーはフランス、こんなにジュースっぽくないかも。
しかも香り弱いし。
そうなるとチリカベのような印象で南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンというのも考えられる。
イエローテイルのメルローで考えると、渋みの無い口あたりとそれほどタンニンっぽく無い、わりとキレイにタンニンが溶けている印象でちょっと違う気がする。
決定的なものがどれも欠けている。
こうなると味わいの判定にゆだねるしかないか。
ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー
答えは、メルロー 豪イエローテイルでした
【反省点】
ちょっと時間をおいて温度が上がったところで香りを嗅ぐと、メルローらしい、土っぽい、きのこっぽい、動物的な香りをほんのり感じる。
Yellow tail Merlot 2004
イエローテイル・メルロー 2004
http://www.partywine.com/shop/g/g000010010079800/
※サイトより引用
生産地:オーストラリア/リヴェリナ
味のタイプ:中重口
ぶどう品種:メルロー
生産者:カセラ・ワインズ
2003年のアメリカ市場で、輸入ワインブランド売上ナンバー1となった「伝説のワイン」イエロー・テイル。ストロベリージャムやチョコレートの甘美なアロマがグラスの中から弾け飛び、口に含むと柔らかに熟した果実の甘みが広がり、ソフトでまろやかな口当たり。
■個人的な印象
ブラインドで飲んだ最初の印象はそれほど悪くないが、やはり飲み進むと気になる部分が出てくる。
とにかく、飲み口がぶどうジュースみたいな感じが印象悪い。
安いチリカベのような雰囲気。
でもタンニンべったり、って感じではなくわりと透明感を感じる。
ファストフードには良く合う、のかな?
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