2017/01/02
ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ 赤 2014
ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ 赤 2014
LA CHAPELLE DES CHEVALIERS ROUGE 2014
フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
カルディで、10%オフの1243円で購入。(元値は1382円)
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、少し透明感がある
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ジャム、すみれ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、薬箱、ヴァニラ、カカオ、カラメル
香りの印象:若々しい、開いている
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、サラサラした
バランス:スマートな、やや渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フレッシュ
【評価】
ドライでスマート、時間とともに香りが開いてきてボルドーらしくなる
【供出温度】
14-16度 16度を超えるとちょっとダレてくるような印象があります。
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、輝きとツヤと深い透明感があります。
香りは、最初はなめし革や薬箱のような印象がありますが、時間が経つと、ブルーベリージャム、すみれ、カカオ、ヴァニラ、カラメルなど、どんどん開いてきます。
味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と爽やかな酸味がじわっと広がり、甘み控えめのドライで、スレンダーなボディが長めに続いて、少し収斂性のある乾く感じのフィニッシュ。
ドライで素っ気ない感じがありますが、時間が経つとじわじわと良さが出てきました。
香りが立っててタンニンがとても強い、伝統産地らしい味わいなので、合わせる食事で評価がまったく変わりそうですね。
今日の晩御飯は、自家製の「豚の角煮」。
和がらしをアクセントにしてワインに合わせてみました。
バランス的にはちょうどいいのですが、やはり「和」と「洋」の距離感はありますね。
おつまみの「白トリュフ香るミックスナッツ」は、人工的な香りにワインが嫌気をさす感じで距離感を感じます。
このワイン、ちゃんとした料理を欲しがりますね。
生ハム「ハモン・セラーノ」は、塩気でワインが負けますが、後からじわっと果実味を加えてくれて味わいが深くなります。
「レッドチェダーチーズ」には、とても良く合いますが、パンとかクラッカーとかのつなぎが欲しいかも。
食事によってはグッと良くなりそうですが、合わせる料理がちょっと難しそうですね。
裏ラベルには「グリルした肉や燻製料理、ハンバーグ、白カビ系チーズ」とありますが、ローストビーフとか合うかも。
軽めですが、ボルドーらしい深みのある味わいで、コストパフォーマンスは高いと思います。
■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)
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