ジェイコブス・クリーク クラシック ピノ・ノワール 2014
Jacob's Creek Classic Pinot Noir 2014
オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.1%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
成城石井で、1285円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが少し落ち着いた色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、透明感がある
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、キャンディ、ドライフラワー、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、エーテル香
香りの印象:まだ開ききってない感じ
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラした、緻密、収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに続く
【フレーヴァー】
スパイシーでちょっとフローラル
【評価】
スッキリした味わいながら、凛とした強さを持っている
【供出温度】
10-13度 ほんのり冷えてるくらいが気持ちよく飲めそう
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若いけど少し落ち着いた色調の濃いルビーで、透明感と輝きがあります。
香りは、まだ閉じている印象で、赤い実の果実、キャンディ、なめし革、少し時間が経つと香水っぽいフローラル、さらに時間が経つとカラメルやコーヒーっぽい感じも出てきます。
味わいは、軽めのアタックから上品な果実感と爽やかな酸味がゆっくり広がり、穏やかで芯の強いボディが少し続いた後に、軽いえぐ味と収斂性のある渋みが出てきて、乾く印象でフィニッシュ。
実に品が良くて、それでいてアイデンティティがしっかりしてる安定感のある味わいは、さすがにジェイコブス・クリークですね。
最初はちょっと辛い印象ですが、飲み進むと絶妙なバランスで、ニューワールドでありがちな飲み飽きる感じは無く、じわじわと世界観に引きこまれていくような深遠さを持っています。
わりと辛口ですが、ワインだけでじっくり美味しく飲めます。
今日の晩御飯は、コンビニの「ミートソースドリア」と「枝豆」。
「ミートソースドリア」に合わせるとワインが完全に消えたまま復活せずに終わる感じですが、食事を飲み込んでから合わせると、口をさっぱりとリフレッシュしてくれます。
「枝豆」は意外と赤ワインに合うのですが、このワインはいいところを削がれてしまうような感じでイマイチ。
食事と合わせると意外と頼りなく、凛としたイメージがなくなってしまいますね。
ニューワールドのピノ・ノワールによくある、ただ飲みやすいだけでのジュースっぽい味わいになってしまいます。
とはいえ、ワンコインのようなレベル感ではないので、ワインとして安心して飲める品質感はしっかり持っています。
お土産の「揚げ饅頭」に合わせるとピッタリフィットしました。
デザート系の方が合うかもしれません。
食事が終わってワインだけになると、また最初のドライで真面目な印象になります
人に例えると、就職活動を始めたら急に真面目で大人になった、しっかりした学生さんみたいな感じ?
ピノ・ノワールっぽさはあまり無いですが、また次のビンテージを試してみたいワインです。
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