カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
CASA SUBERCASEAUX CABERNET SAUVIGNON 2014
チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
ローソンで、575円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感がある
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>黒果実、タバコ、スモーキー
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、肉、なめし革
香りの印象:ちょっと還元的?若々しい
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらかな、やさしい、爽やか
タンニン分:サラサラした
バランス:ちょっと人工的、スマート
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでスマート、心地良いフルーツ感があるが、ちょっと国産ワインのような人工的な印象がある
【供出温度】
10-13度 カジュアルなので温度低めが良さそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観はやや明るさのある、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。
香りは、硫黄やケミカルな印象があって、生肉やなめし革、重いグリーン香、スモーク、タバコ、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。
味わいは、ライトでスムーズなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、程よい酸味が広がり、その後に人工的な甘さや重さが出てきて、ワインらしくない印象でフィニッシュ。
飲んだ瞬間はいいのですが、後味は輸入果汁を使った国産ワインのような味わいですね。
ナチュラル感が無いというか、魂が抜けてるというか、角が取れ過ぎているのかもしれません。
このワイン、2011年を飲んでますが、その時の感想も国産ワインっぽいということなので、味わいはきっと変わってないんですね。
開けてから2~3日経ってもあまり変わらないのでは、って感じです。
今日の晩御飯はコンビニ弁当の、ハンバーグドリア。
デミグラスソースがかってて甘みがあります。
このワイン、甘さがつなぎになってとても良く合いますね。
というか、人工的な印象が同じなのかも。
ロボット同士のマリアージュみたいな?
いや、二次元的なマリアージュ?
香料のキンモクセイや、洗剤の「おひさまの香り」などは、なんだか気持ち悪いものがありますが、それに通じるものがあります。
コンビニ弁当や冷凍食品は化学調味料のような後味が残るので、それをワインで洗い流したいところですが、このワインは同じように人工的な後味なので、すっきり洗い流してくれません。
最近、こういった国産ワイン的な味わいのニューワールドワインが増えてきてる気がしますね。
まとまっていて飲みやすいのですが、何だかちょっと気持ち悪さがあります。
個人的には、荒っぽくて酸っぱくても、もうちょっとワインらしい味わいの方が良いかも。
人に例えると、優等生に作り上げられて人間性が欠けてて面白みがない男子、みたいな?
食事が終わって、ミックスナッツとか普通のチョコレートに合わせても無条件で受け入れてくれる感じです。
個人的にはリピートしたくないタイプでしょうか。
■関連リンク(ローソンのワイン)
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