アンティカ・カンティーナ ボルゴトッレ キアンティ 2013
Antica Cantina Chianti 2013
イタリア:トスカーナ州:D.O.C.G.キアンティ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体
ヤオコーの20%引きセールで、税抜き704円で購入。
元値は、税抜き880円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しいが、色調は穏やか
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>干しぶどう、プルーン
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>なめし革、オリエンタルスパイス
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、開いている
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:やわらか、はっきりした
タンニン分:キメ細やか、収斂性がある
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような果実感
【評価】
重く沈んた印象で、内向的な味わい
【供出温度】
10-13度 ちょっと沈んだ印象の味わいなので、温度低めにした方が美味しくなりそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しいけどちょっと地味な色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。
香りは、サンジョベーゼらしい干しぶどうやプルーン、なめし革、オリエンタルスパイス、ちょっと紹興酒っぽい印象もあります。
味わいは、軽めで優しいアタックから、やや地味な果実感と甘みがじんわりと広がり、ボディは細身でタンニンは軽く、後半に向かって収斂性が出てきて、舌全体に渋みが残るようなフィニッシュ。
これはワインの個性なので何とも言えませんが、ちょっと地味ですね。
飲んでてあまり楽しくならないタイプ。
何でしょうね?
干しぶどうとかプルーンみたいな地味な果実感とか、ちょっと重い動物香とか、中世ヨーロッパって感じの暗い雰囲気があるんですよね。
今日の晩御飯は自家製のミートソースパスタ。
合わせると、実にオトナな対応で、落ち着いて話を聞いてくれるような合い方をします。
食事が一緒だと地味でどんよりした感じは消えて、懐の深い落ち着いた印象になって、飲みやすくなりますね。
試しに合わせてみたキットカットにも良く合って、うまくフルーツ感を加えて大人のチョコレートって感じになります。
チョコボールはイマイチフィットしないで、ワインが強めに出てきますね。
食事が終わって、ワインだけになると、何か食べものが欲しくなります。
ちょっと酸っぱさも気になってきたかも。
人に例えると、地味で真面目で物静かなんだけど、包容力があって良い人、みたいな。
悪いワインではないと思いますが、あまりオススメできる感じじゃないかも。
好みの問題もあるかと思いますが、飲んでてあまり楽しくないタイプです。
■関連リンク(ヤオコーのワイン)
0 件のコメント:
コメントを投稿