モンテフリオ 赤 NV
MONTEFRIO TEMPRANILLO NV
スペイン:ラ・マンチャ州:D.O.ラ・マンチャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ
ダイエーで、480円で購入。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:少し熟成感がある、地味な印象
【香り】
第一印象:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実>干しぶどう、プルーン、ジャム
<花・植物>ドライハーブ
<香辛・芳香>カラメル、少しコーヒー
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:熟成感がある
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと酸化している、シャープな
タンニン分:粗く、ざらついた感じ
バランス:酸化していて、ギスギスした味わい
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:短い
【フレーヴァー】
酸っぱい干しぶどう
【評価】
ライトでドライ、酸っぱくて渋い
【供出温度】
10-13度 軽いので本来は冷やした方がいいが、酸化していて渋いので、ちょっと温度高めの方が飲みやすいかも
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、少しオレンジがかった熟成感のある濃いガーネットで、輝きが弱く地味な印象。
香りは、酸化している印象の干しぶどうやプルーン、酒精強化ワインのような印象、カラメルやコーヒーのような要素もあります。
味わいは、軽めのアタックから、酸化が進んだ荒れた印象の酸味と、干しぶどうジュースのような地味な果実感が広がり、その後ざらざらした粗い渋みが支配的になって、舌全体が乾くような印象でフィニッシュ。
第一印象は完全にハズレのワイン。
でも傷んでるような印象ではありません。
なんというか、ヨーロッパの場末の酒場で出しているテーブルワインって感じ?
俺はこういうタイプなんだよ!って開き直っているような印象で、もうちょっと飲み進むと良さが出てくるかも。
最近は優等生タイプのワインが主流なので(当たり前ですが)、こういったワイルドでラインギリギリのタイプは珍しいですね。
値段も大分安かったので、流通途中の環境が悪くて酸化が進んだのかも、と思ってみたものの、そうだったらもっと飲めないかもしれません。
これはしっかり熟成させてから出荷する、昔ながらのスペインワインなのかも。
今日の晩御飯は、スパゲッティミートソース。
合わせると、ワインが勝ってしまって、バランスはイマイチ。
ソースだけに合わせてもワインがぐっと主張します。
ウィンナーの入ったスープに合わせると、ウィンナーの豚肉には上滑りする感じで、まったく馴染みません。
おつまみのビーフジャーキーに合わせると、ワインが負けて何も仕事しない感じ。
意外とワインだけの方が納得して飲めますね。
ちょっと酸化が進んでる感じが、人によって好き嫌いが分かれるところだと思います。
人に例えると、ちょっとガタがきてる、仕事できないダメオヤジみたいな。
オススメは出来ないですが、なぜか親近感のわくワインです・・・
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
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