カンティナ・ラヴォラータ ネロ・ダーヴォラ 2013
CANTINE LAVORATA NERO D'AVOLA 2009
イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ネロ・ダーヴォラ
OKストアで、税抜き470円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>乾燥イチジク
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>なめし革、血液
<化学物質>硫黄、還元的?
香りの印象:温度が低めなのもあって、閉じている印象
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、シャープな
タンニン分:舌全体に残る強さと収斂性がある
バランス:心地よい、スマートな、後味は渋い
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
ピチピチしたチャーミングな赤い果実感
【評価】
ライトでスッキリした味わいで、心地良い果実感と、強い渋みがある
【供出温度】
10-13度 軽いフレッシュ感のある味わいなので温度低めが美味しいと思うが、渋みが強く出るのであまり冷やし過ぎない方が良さそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした濃いガーネットで、輝きと深い透明感があります。
香りは、硫黄と還元的な印象で、ドライフルーツやドライフラワー、血液やなめし革の印象があり、まだ閉じた感じ。
味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、心地良い果実感とほんのり甘みが広がり、おだやかな酸味が支えた後、強い渋みが舌全体を覆う、収斂性のあるフィニッシュ。
第1印象は、軽くて渋みが強すぎてイマイチ。
でも飲み進むと、心地よい果実感と渋みもアクセントになって、美味しくなってきました。
ヒンヤリしてて、スッキリ飲みやすい感じで、ワインだけでもドンドン飲めます。
ワンコインクラスの中では良い方ではないでしょうか。
今日の晩御飯は、自家製のメンチカツ。
中濃ソースと辛子をつけていただきます。
合わせてみると、ワインがソースと辛子に負けて、遠くから応援してるような合い方になりますが、悪くありません。
ソース無しだと、ワインがボソボソになって艶っぽがまったくなくなるので、ソースの香りと辛子のスパイシーさがワインとのつなぎになってるんでしょうね。
付け合せの小松菜のおひたしには、まったく合いません。
じゃがいものマヨネーズサラダは、ワインが素通りで、まったくからみませんが、食事の邪魔をしないので、一緒に食べててもまったく問題ありません。
軽くて主張が少ないので、家庭料理に合わせやすそうですね。
おつまみでチョコレートに合わせてみると、ワインが消えるけど裏でしっかり支えて、フルーツ感を加えてくれるような合い方をします。
食事が終わってワインだけになっても、チャーミングな果実感で、美味しく飲めますね。
人に例えると、フレンドリーで話しやすい、ざっくばらんな、チャーミングでカワイイおばさん、って感じ?
リピートしたくなるワインです。
0 件のコメント:
コメントを投稿