カスティーヨ・サビナル 赤 NV
CASTILLO del SABINAR VINO SECO NV
スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明
デリドで、税抜き475円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しいが少し落ち着いたルージュの、やや淡いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:透明感がある、落ち着いた色調
【香り】
豊かさ:最初はやや鼻を突く印象
特徴:
<果実>加熱された果実、ジャム、プルーン
<花・植物>ちょっと紅茶、干しぶどう
<香辛・芳香>生肉
<化学物質>硫黄、酒精強化ワインの印象
香りの印象:一度加熱されたワインのような、酒精強化ワインのような感じ
【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):変な残糖の甘み
酸味:おだやか、フレッシュ
タンニン分:弱め
バランス:スマートで、か弱い
アルコール度:弱い
余韻:短い
【フレーヴァー】
人工的な甘い果実感
【評価】
ライトでチャーミングな味わいながら、ジュースっぽくて、ちょっと人工的な印象もある
【供出温度】
10-13度 かなりジュースっぽいので温度低めの方がいいが、キンキンに冷やすと美味しくなさそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若さがあるけど少し落ち着いた色調のルージュで、底がしっかり見えるくらいの透明感があります。
香りは、まず鼻を突く硫黄、加熱された果実やジャム、干しぶどう、青っぽい茎、その後酒精強化ワインのようなアルコール香、時間が経つとカラメルの甘い香りが出てきます。
味わいは、超ライトなアタックから、ジュースっぽい残糖の甘みがあり、まったく膨らまないスレンダーなボディと穏やかな酸味が支えて、短めのあっけないフィニッシュ。
かなりジュースっぽい味わいで、しっかりしたワインが好きな人にはアウト、国産ワインOKな人には飲みやすくて美味しいかもしれません。
今日の晩御飯は、コンビニのバターチキンカレー。
ちょっと甘い味付けです。
合わせると、ワインがさらに甘くなって、甘甘な感じ。
食事っぽくないというか、なんだか浮ついた味わいになってしまいます。
でもまあ、食事の邪魔をしないので、割り切ればこれはこれでありかも。
家庭料理には気兼ねなく合わせられるタイプでしょうか。
カレーに合わせると、水というかジュースでも飲んでるような感覚になるので、あまりがぶがぶ飲まないようにしないと。
食事が終わって、チョコレートに合わせると、ワインが完全に負けて、チョコの苦味が強くなります。
歌舞伎揚げは、なあなあな感じで、まあ合います。
ワインだけになると物足りない印象ですが、ジュースっぽいので、何もなくても飲めるタイプでしょうか。
人に例えると、明るくて誰にでも気軽に接するけど、その場しのぎで表面的な付き合いの若い女の子、って感じ?
個人的にはまったくリピートしないタイプですが、カジュアルで飲みやすいという点では存在価値を持っていると思います。
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