シャトー・ロック・ド・ジャンリス モン・プレジール 2010
Mon Plaisir de Chateau Roques de Jeanlice 2010
フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
ヴェリタスの通販で、6本セット4980円、1本あたり830円で購入。
参考価格は、924円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:少し落ち着いた、色づきが良い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:スミレのようなフローラル、赤身の肉、カシス、グリーン系のスパイス、干しプラム
香りの印象:酸化熟成の段階にある、華やか
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ややドライ
酸味:おだやか、しなやか
タンニン分:なめらか、緻密
バランス:ふっくらと柔らかく、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
華やかな香りで、優しい飲みくちだが、かなり辛口で、後味に強めの苦味が残る
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、少し落ち着いた紫色のフチをした濃い色調で、深い透明感と、底光りするような輝きがあります。
香りは、スミレのような花の印象、カシスのような黒い果実、ドライフルーツ、グリーン系のスパイス、ボルドーらしい華やかな印象。
味わいは、やや強めのアタックながら、なめらかな口当たりで、やさしいボリューム感があり、おだやかな酸味となめらかなタンニンで心地よい飲みくち。
ただ、かなり辛めで、後味に強めの苦味が残るのが、ちょっと気になります。
これで1000円弱だったら、かなりお買い得ですね。
ボルドーらしい華やかさと上質感を持っていて、ちょっと特別な日に開けてもいいくらいの印象です。
という当たりワインなのに、今日の晩御飯は、豚肉と茄子の味噌炒め。
これはワインがかわいそう、って感じですが、合わせてみると、すっと料理の上をいって、すましてる感じ。
ワインの上品さが引き立ちますね。
料理は完全に脇役です。
このワイン、普通の家庭料理だと合わせるのが難しいかも。
フローラルな香りが、和食と合わせると浮いてしまいますね。
試しに、冷凍のミートソースのパスタ、に合わせてみたら、これもダメ。
インスタントやレトルト系はダメそうです。
ビーフジャーキーもダメ、ワインだけ孤高の世界に飛び立つ感じ。
ジャンキーな味も拒否ですね。
このワイン、本格的で、プライドが高い印象です。
家庭で合わせられる料理のイメージがわかない。
塩コショウのビーフステーキとか、牛肉のトマト煮込みとか、ビーフシチューとかでしょうか。
食事が終わって、ワインだけになると、ちょっと辛いので、何か欲しくなります。
ちょっと扱いが難しいワインだけど、コストパフォーマンスは高い。
手に負えない感、みたいなものもワインの楽しみの一つなので、そういう点では面白いと思います。
次の日に、残ったワインを春キャベツとベーコンのトマトシチューに合わせてみると、これはちょうどいい感じで合いました。
ちゃんと作った、洋食だったら、ある程度許容範囲がありそうですね。
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