(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(3)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い(ほとんど透明感は無い)
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:温度が低いせいか、やや弱い
特徴:カシス、グリーン香、フローラル、スパイス、樹脂、ヴァニラ
香りの印象:木樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、しっかり効いている
バランス:厚みがある、流れるような
タンニン分:力強い、ヴィロードのような
アルコール度:やや強め
余韻:長め
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮し力強い、マイルドで豊か
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
ほとんど透明感の無い、濃い外観。
若々しさもある。
香りは、華やかなフローラルと、スパイシーなグリーン香。
ソーヴィニヨン・ブランのイメージ。
というか、ボルドーの印象。
ただ、ローヌも同じ系統の場合があるので、要注意。
味わいは、口当たりがマイルドで、後味はドライ。
卵白のような印象は、ちょっと良いボルドーのイメージ。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー
なんと、ピノ・ノワール?
【総評】
リヴォアール ピノ・ノワール NV
Rivoire Pinot Noir NV
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
スーパーアルプスで、980円で購入。
こんな濃いピノ・ノワールは初めてですね。
ほぼ透明感がありません。
ネタバレしてみると、この華やかさのある味わいは、確かにピノ・ノワール。
ニューワールド的な濃さですが、味わいはスッキリ感があって、伝統産地らしいドライさがあります。
あまりの濃さにビックリしましたが、これはこれでアリかも。
今日の晩御飯は、チキンとポークのソテー、照り焼きとマスタードソースです。
マスタードソースの方が合うかと思ったら、照り焼きソースにバッチリ合いました。
料理に優しい感じでフィットしますね。
見た目は濃いけど、ピノ・ノワールらしい、繊細さを持ってるみたい。
しかもブルゴーニュのような神経質な感じはなくて、おおらかさがあります。
それでいて、ニューワールド的な感じではない、というところが、このワインのオリジナリティかも。
最初は、ちょっとイロモノ的なワインかと思いましたが、これはなかなか良い感じ。
飲み口の重さがちょっと気になりますが、後味はスッキリしています。
食事も終わって時間が経つと、香りが、果実感中心の単調なものになってきました。
ワインだけになると、ニューワールド的な単調な印象が出てきたみたい。
ピノ・ノワールとは思えない、強い渋みも気になりますね。
カミさんに価格感を聞いたら、「このワイン高そう、2380円?」とかなり高めの印象。
でも、ピノ・ノワールらしくなくて好きじゃない、と評価は低めでした。
飲み進むと、やや単調かな~。
そういう点では、ニューワールド的な味わいかもしれません。
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