(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)ガメイ(仏:タルヌ県:IGPコート・デュ・タルヌ:10)\980
(4)サンジョヴェーゼ主体(伊:トスカーナ州:DOCGキアンティ:10)\848
(5)メルロー50%、テンプラニーリョ50%(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:11)\832
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫っぽいピンクの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い果実、イチゴ、キャンディ、硫黄、グリーン系のハーブ
香りの印象:控えめな、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュな、鋭さがある
バランス:ライトで心地良い
タンニン分:サラサラした、軽い
アルコール度:弱い
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
ライトで、フルーティなまとまりだが、芯がしっかりしている。
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しくて、濃いながらも、底がうっすら見えるくらいの透明感。
ガメイ、サンジョヴェーゼあたりが候補だが、ピンクっぽい感じはガメイ。
香りは赤い果実中心で、キャンディっぽさもあり、ガメイが候補。
とにかく香りが弱く、なかなか特徴がつかめない。
味わいは、ライトですっきりしていて、果実の酸味がキリッとしている感じはボージョレっぽい。
ここでもやっぱりガメイ。
ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン
すっきりとまとまった、イマドキのガメイって感じです。
【総評】
フィリップ・ド・メリー ガメイ コート・デュ・タルヌ 2010
PHILIPPE DE MERY GAMAY 2010
仏:タルヌ県:IGPコート・デュ・タルヌ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ
イオンで、980円で購入。
香りはとにかく弱く、飲み口もかなり軽めで、最初ちょっと安ワインの印象がありますが、口に含んだ後にジワッと広がる旨みと、クリーンな印象がワインの素性の良さを感じます。
後味はややエグ味が残って、たまっていく感じですが、でもグラスは進みますね。
軽いから、そんなに気にならないみたい。
今日の晩御飯は、ひき肉のドライカレー。
合わせると、ワインが負ける印象がありますが、じつは裏方に回って、しっかり支えているみたいです。
口をさっぱりしてくれる感じだけではなく、ワインが料理をフォローしてるような印象。
軽めで、主張も少ないので、家庭料理に合わせやすいタイプかも。
時間が経っても香りは立ってきません。
味わいは、軽いフルーツ感で、ドライな印象も変わらず。
カミさんに感想を聞いたら、「ガメイにしては華やかさが足りない、680円。」と厳しい評価。
確かにねー、悪くはないのですが、ちょっと地味な印象ですね。
一番良くあったのは、ウチで焼いたくるみパンにオリーブオイルをかけたものでした。
質素な感じがフィットしたみたい。
嫌いなタイプではありませんが、コストパフォーマンスはイマイチかな~。
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