(1)シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコルビエール:08)\1220
(2)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ:NV)\780
(3)シラーズ(豪:南東部:10)\780
(4)ガルナッチャ、ボバル(スペイン:タラゴナ地域:MV)\480
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味のあるルージュ、ルビー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:中庸
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、キャンディ、血液、燻製肉、シナモン、樹脂、硫黄
香りの印象:還元状態、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少ない
酸味:なめらかな、スムーズな、弱め
バランス:軽い
タンニン分:弱い
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)、ミネラル感のある?
【評価】
シンプル、カジュアルに楽しむ
【供出温度】
10-15度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
相当明るいルビー色。
濃いロゼに近いくらい。
この中ではサンジョヴェーゼ?
香りはライトな印象で、キャンディっぽさがあるが、なめし革のような厚みもちょっとある。
グラスを回すと、ややスパイシーさも出てくる。
アタックは、超ライト。
アルコール度も、タンニンも超ライト。
完全なブラインドで飲んだら、多分、輸入ワインを使った国産ワインって答えるだろうって感じ。
価格感的には480円。
でもスペインかな~、ってちょっと迷うところ。
でもこれ、ややワインとしては、ギリギリアウトな感じなので、やはり価格で選択かな。
ファイナルアンサーで、ガルナッチャ、ボバル
で、ブー
サンジョヴェーゼの方でした。
【総評】
ヴィニッシモ サンジョヴェーゼ NV
Vinissimo Sangiovese NV
イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ
アルコール度:12%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体
リカーランドトップで、780円で購入。
カミさんに価格感を聞いたら、680円。
何かジュースみたい、って感想。
ちなみに私の価格感では、500円以下です。
これ、半分ジュースなんですよね~。
すっきり飲みやすいバランスで仕上がっていて、飲み物としての品質感はありますね。
とても優しい飲みくちで、スムーズに喉を通る感じがあって、後味もスッキリしています。
アルコールに弱い人とか、渋みが苦手な人は、飲みやすくていいかもしれません。
でもとても人工的なんですよね。
工場で造られたワインって感じ?
今日の晩御飯は、豚肉とポテトのカレー味炒め。
合わせると、ジュースと一緒に食べてるみたいな印象になります。
まあ、それはそれで悪くないのですが、やっぱワインじゃない感じ・・
マヨネーズであえた大根のサラダがあったので試しに合わせてみると、赤ワインとは思えないくらい、問題ありません。
料理との相性はあまり考えなくても大丈夫なタイプですね。
サントリーのサイトで調べると、「イタリアNo.1のワインメーカー、「カヴィロ社」が、日本の食卓向けに特別に造ったワイン。」だそうです。
それで、国産ワイン的な味わいなんですね・・・納得。
日本の国産ワインの文化を、海外に輸出していいのでしょうか。
カヴィロ社の人たちが、日本人はワイン分かってねーなー、なんて影で言ってないか、心配ですね。
ワインとしてイマイチな上に、コストパフォーマンスもイマイチ。
今どきこの味わいで、780円はさすがに高いですね。
我が家的には、このワイン、リピートしないタイプです。
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