カルメン 白 NV
PALACIO DEL CARMEN BLANCO NV
スペイン:VDT格付け
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明
肉のハナマサで、398円で購入。
【外観】
ややベージュっぽさを感じる、中庸なイエロー。
色調はシンプルで、ほんのりベージュ。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
【香り】
オレンジのような爽やかな果実香。
グラスを回すとグリーン香が強くなる。
ややケミカル。
白い花。
香りは弱めで、ややちぐはく感がある。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
柔らかい飲み口だが、強い辛さがある。
酸味は穏やかそうで、キツめ。
口のなかにちょっとワックスのような印象が残る。
アルコール度はそれほど高くないが、強めに感じる。
ボディは弱々しく、バランスは悪い。
余韻は短い。
【総評】
ちょっと青臭いケミカル香。
どんよりした飲み口。
口に残るワックス感。
最初の印象は、とっても良くありません。
ただ、まずくはないんですよね。
スペインの場末の酒場で飲まれているような、慣れれば美味い、みたいな世界を感じます。
軽いので温度低めが美味しそうですね。
ちょっと冷蔵庫で冷やしてみると、マイナス要素が隠れて、スーっと飲みやすくなりますね。
でも、魅力もちょっと減るかも。
悪臭要素なども、魅力の一要素になるので、ただ無くせばいいいって訳じゃないですよね。
個人的にはあまり冷えすぎて無い方が面白みがあって好きかも。
食事に合わせると、ワインが軽すぎて完全に消えてしまうのですが、邪魔しないという点では合格。
スモーク味のストリングチーズに合わせると、フワッとフルーツ感が広がっていい感じ。
グラスが空になると、スモークチップのような香りが残って、ちょっと人工的な印象があります。
しかも妙に生っぽいスモーク香です。
飲み進むと、このスモーク臭がだんだん気になってきました。
明らかなスモークチップ香では無いのですが、生木っぽいチップ香があります。
これは品種由来なのだろうか?
まあ、398円としては十分なワインだと思います。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
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