サルデッリ キャンティ 2005
SARDELLI CHIANTI 2005
イタリア:トスカーナ州:キャンティDOCG
アルコール度:12.5%
大丸ピーコックで、1200円で購入。
【外観】
底が見えるくらいの深い透明感。
ちょっとピンクっぽい印象と黒っぽい印象がある。
若さを感じる外観。
タンニンはキレイに溶けていて雫に色素がほとんど残らない。
【香り】
全体的に香りはおとなしい。
フルーツの印象よりも、なめし革の印象が先にくる。
そこにスパイシーな印象と、スミレのようなフローラルな香りがまざる。
イメージとしては、ピノ・ノアールの印象。
【味わい】
すっきりとしていてやさしい飲み口。
渋みやタンニンはほとんど感じないが、極端に飲みやすい新世界ワインの印象ではない。
酸はしっかりとしていて、味の基本構成はほとんど酸味。
ふくらみは無くスレンダーな味わいで、ワイン自体の強さもそれほど無い。
チャーミングな味わいっていうのかな。
ほんのり甘さも感じる。
イタリアのワインは飲んだときの印象が「陽」なものが多いと勝手に思っているが、これはやや「陰」な印象。
フランスっぽさを感じるキャンティ。
というか、ピノ・ノアールっぽい。
まずくは無いが、これと言って特徴も無い。
家庭の食事には合いそうなミディアムボディなので、料理によってはとても活きるかも。
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