MAISON FORGEOT Chablis 2005
フォルジョ シャブリ 2005
国:フランス
地方:ブルゴーニュ
AOC:シャブリ
輸入業者:サントリー
買ったお店:グルメシティ
価格:1600円くらい
第一印象は、爽やか、ドライ、切れのいい、
って感じで、いわゆる「シャブリ」という印象が強い、
好印象なワイン。
発酵臭を最初に感じる、いわゆるシャブリらしいイメージ。
しかしながら、やや痩せ気味のボディや、残る酸味が気になり、
さらに進むにつれて、樽のニュアンスも鼻についてくる。
ひねくれものの我が家では、樽のニュアンスを感じたとたんに、シャブリらしさ、というものを半減させられた気になってしまう。
(ここには賛否両論あるかとは思いますが)
飲み進むにつれて、口の中に酸っぱさが溜まってくるのは、シャブリとしては許せるのだけど、ひょっとしてこの微妙な樽香が爽やかさを無くしてしまっていて、全体のバランスを崩しているのでは、と感じてしまう。
以前も飲んだことがあるのだけど、なんだか良い印象が残らない。
人にたとえると、割と好印象なんだけど、別れ際にそっけなかったり、複雑な表情をされたり、とかいった感じ。
絶対、この樽香がフィニッシュを重くしてると思うなー。
香りの印象は、白い花の香りとか、柑橘系の香りとか、ややグリーンな香りも混ざってとても爽やかなんですけど、飲んでみると、余韻がややもたついて重い印象なんです。
でも樽香で重みとか深みを与えないと、本当に安いワインの印象になってしまうのかな。
ビジネスとしては難しいですね。
樽のニュアンスが香りの底上げをしているような気もしますしね。
このクラスのワインにしてはアルコール度が高いんでしょうかね。
足のしっかり立つ、白としては強めの12.5%です。
香りを優先しすぎたのかなー。
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