ラユエラ・メルロー・ロゼ・ヌーヴォー 2011
RAYUELA NOUVEAU MERLOT ROSE 2011
チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー
イオンで、680円で購入。
【外観】
鮮やかなピンクの、濃いロゼ。
色調は彩度が高く、青っぽいピンク。
クレレットくらいの印象の濃さ。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
【香り】
赤く酸っぱい果実。
ちょっと青っぽさを感じる。
グラスを回すと炭酸のニュアンス。
ヌーヴォーっぽい揮発性のある印象。
香りはそれほど強くないが、やや刺激的。
カジュアルでフルーティな印象。
【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
ちょっと炭酸の印象。
フレッシュでフルーティなアタック。
酸味は穏やかだが、後味に強く残る。
タンニンは控えめで、じわっと残る感じ。
アルコール度は高め。
少しピリッとする、フレッシュな口当たりから、酸味がじわっと広がり、アルコールの印象が出てきて、後味は乾く感じ。
余韻は長めに続く。
【総評】
南半球のヌーヴォーですね。
北半球より半年早いので、5月から6月頃には出来上がっていたではないでしょうか。
昔ヌーヴォーがブームだった頃は、サザンクロス・ヌーヴォーって名前で、オーストラリアの新酒がゴールデンウィーク頃に出てたこともありましたね。
このワイン、ヌーヴォーとはいえ、強めのアルコール感で、後味の辛い、しっかりしたロゼです。
今日の晩御飯は、キーマカレーの目玉焼きのせ、月見カレー。
子供たちには大受けだったみたい。
多分、赤だったら目玉焼きが邪魔だったと思うのですが、ロゼにはとても良く合いました。
フレッシュ感があって、わりとジュースっぽくないので、カレーにも大人な合い方をしますね。
それにしてもこのワイン、ヌーヴォーっぽく無いですね。
マセラシオン・カルボニックのキャンディっぽさを感じないので、北半球のヌーヴォーとは違う造りなのかもしれません。
通常だった5月から6月に出る南半球のヌーヴォーが、9月に出てるってことは、普通のワインを早めに出してるだけかもしれませんね。
それにしても、680円とは思えない、バランスが良くて美味しいワインです。
ペットボトルヌーヴォーよりはずっと美味しいでしょうね。
カミさんに、南半球のヌーヴォーと伝えて価格感を聞いたら、1280円。
ヌーヴォーなので高めに答えたみたいですが、680円と言ったら、それはお買い得という反応でした。
ちょっとアルコールが強いのが気になるけど美味しい、との評価でした。
南半球のヌーヴォーという珍しさも加味すると、とてもコストパフォーマンスの高いワインだとおもいます。
これから出てくる、北半球のヌーヴォーと比較すると面白そうですね。
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