2017/11/19

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2017

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2017

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2017
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2017

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

グルメシティで、2,138円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいマゼンタピンクのフチをした、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、若干ヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>若い茎のようなグリーン香
香りの印象:温度低めで飲み始めたので強い要素だけがとらえられる

【味わい】
アタック:柔らかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、やさしい
タンニン分:弱め、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感とスパイス

【評価】
カジュアルでフルーティでマイルド、ちょっとニューワールドっぽいまとまり

【供出温度】
10-13度 冷えているのを、カジュアルに楽しむ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいマゼンタピンクのフチをした濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、マセラシオン・カルボニックらしいイチゴやキャンディ香が中心で、グリーン系のアクセントと、時間が経つとカラメルのような甘い印象が出てきました。

味わいは、優しいアタックから、マイルドな果実味と酸味、ほんのりとした甘みがじわっと広がり、細身のボディながら旨みがあり、軽いえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

今年はとても角の取れたマイルドな印象ですね。
ジューシーで飲みやすく、ニューワールド的なまとまりになっています。

香りは、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーらしい強さがありますが、例年に比べるとフローラルの印象が弱い?

飲みやすくて美味しいとは思いますが、ワインの出来としては、いまいちな印象をうけてしまいますね。

今日の晩御飯は、「豚肉と白菜の鍋」と「挽肉のカレー」。

豚肉と白菜の鍋(通称:小栗鍋)は、ワインの香りが浮いてしまって、フィット感がありません。
まあ当たり前ですが、少なくとも和食に合うワインではないですね。
キャンディ香が加わって美味しい食事、ってのがポイントですが・・・そんなのあるのかな??

「挽肉のカレー」もお互いの主張が噛み合わないので、フィット感はありません。

おつまみの「ハニーピーナッツ」はとても良く合いましたが、「ビーフジャーキー」は反発する感じで、フィットしません。

それにしても今年のジョルジュ・デュブッフ・ヌーヴォーは、大きな方向転換をしていますね。
カミさんも「チリのワインとか、メルローのワインみたいな感じ。」という感想。

去年は「ピリピリした緊張感で落ち着きがない」という感想でしたが、今年はマイルドで飲みやすくなってる分、個性が半減しているような気がします。

税込みで2000円を超えるので、ボージョレ・ヌーヴォーじゃなかったら間違いなく買わないと思いますが、あの独特なマセラシオン・カルボニックの香りは、毎年の風物詩として感慨深いものがありますね。

また、変わっていくボージョレ・ヌーヴォーを毎年ウォッチするのも楽しみの一つになってきました。
ブームが去ったとしても、ずっと続いて欲しいですね~。

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※サイトより引用
フレッシュでいきいきとした味わいが愉しめるスタンダードなヌーヴォーです。ジョルジュ デュブッフのボジョレー ヌーヴォーの代表的存在。
フレッシュで軽やかな飲み心地の理想のヌーヴォーをお届けしたい。その想いを実現するために、ジョルジュ デュブッフがボジョレー地区のすべての畑から葡萄を選りすぐって仕上げます。
毎年ラベルデザインが変わり、コレクションされている方も多くいらっしゃいます。ラベルは「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインしました。
赤い果実や花を思わせる心地よい香り、 軽やかできめ細かい味わい。
フランスの3つ星レストラン「ポールボキューズ」が最も気に入っているヌーヴォーとしても知られています。
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


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