2017/05/04

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
MAPU Cabernet Sauvignon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:少し濁った?
輝き:やや強め
色調:若々しいピンク色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、カシス、ジャム、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス、カカオ、チョコレート
香りの印象:若々しい、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:控えめに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
しなやかで冷涼感があり、上品なまとまり、後味にはやや苦味が強めに残る

【供出温度】
14-16度 冷えていても美味しく飲めるけど、少し温度が上がった方が優しい味わいになりそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、少し濁りがあるように見えます。

香りは、黒い果実、ジャム、カシス、カカオやチョコレート、ガリーグのようなハーブ香、タバコ、飲み進むとまた変わってきそうです。

味わいは、ライトでひんやりしたアタックから、上品な果実感と甘みが透明感をもって広がり、細身のボディがスーッとキレイに流れたあとに、渋みが効果的に出てきて、しっかりと締める余韻のあるフィニッシュ。

これは良いワインですね。
冷涼感と透明感のある、品の良い、ミネラルウォーターのような爽やかさも持っていて、外観の濃さからは想像も出来ないフィネスを感じる味わいです。

このワイン、ラベルで損してますね。
もっと上品で爽やかさのある印象にすればいいのに。

ブラインドで飲んだらボルドーって答えそうな、品の良さと懐の深さを持っています。

というか、心を解きほぐしてくれるような優しい味わいで、GWを2日仕事で潰してクタクタになって帰ってきてから飲むと、ちょっと泣きそうになってしまいました。
心に沁みるわ~。

今日の晩御飯は、自家製の「たけのこご飯」と日本一の「焼き鳥」。
たけのこご飯は、ちょっとナッティな香りがあるので、意外と軽めの赤ワインには合うのでは、と思いましたが、やっぱり完全にワインに持って行かれてしまいます。
でもなんだか相性は悪くなくて、なんだかちょっと面白い合い方をしますね。
違う料理になる感じなんですけど、なんだろう?
ちょっとおはぎみたいな感じ?

日本一の焼き鳥は、インスタントっぽい強い味なので、繊細なワインには合わないですね。
育った環境が違うので、まったく話の通じない相手って感じです。

食事と合わせるとニューワールドらしい、果実感と甘みが強めに出てきますね。

品の良い、透明感のあるニューワールドって感じで伝統産地とニューワールドのハイブリッドって感じです。

後半は、フィネスというよりは、やんちゃなニューワールドっぽい味わいになってきました。
美味しいワインだと思います。

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バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド マイポ・チリ マプ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml (ワイン) 【sc】 【wineday】

※サイトより引用
 シャトー・ムートン・ロートシルトの名声を築き上げた立役者、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが1988年に 他界した後、彼の名は彼の商業的部門であるこの会社に永遠に残ることとなりました。現在シャトー・ムートン・ロートシルトを始めとし、シャトー・ダルマイヤック、シャトー・クレール・ミロンなどを冠するエステートを5銘柄、オーパスワンなどの合弁事業を4銘柄、シャトー・クーテの販売の他、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄を超えます。ボルドーの輸出市場において非常に大きな影響力を持つ同社ですが、フィリップ男爵在りし頃からその革新的な姿勢はひとときも変わることはありません。現在、ボルドーを本拠地に、南フランス、カリフォルニア、チリなど、世界中でワイン造りを行っています。
カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィと共同で生産を開始した「オーパス・ワン」、チリのコンチャ・イ・トロとの提携で生まれた「アルマヴィヴァ」、さらに南フランス、ラングドック地方のヴィニュロン・ドゥ・シュール・ダルクと設立したバロナークによる「バロナーク」と、次々に新しい高級ワインを造り続ける超大物がチリで単独で設立したのがこのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリです。バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリは、チリにおいて、ボルドーで培った技術と、チリのテロワールや葡萄を活かしたワイン造りを行っています。
ブラックベリーなどの黒系果実の香りが豊かで、タンニンが豊富でしっかりした骨格があります。

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