2017/05/02

ピッチーニ キアンティ 2015

ピッチーニ キアンティ 2015

ピッチーニ キアンティ 2015
Piccini Chianti 2015

イタリア:トスカーナ州:D.O.C.G.キアンティ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体

成城石井で、税抜き1090円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいルージュ色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、やや軽い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、キャンディ、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>血液、生肉、胡椒、シナモン
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらか、円みのある
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:渇いた、痩せた
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い果実

【評価】
ドライで痩せた味わいで、後味に収斂性とゴムのような印象が残る

【供出温度】
14-16度 冷しすぎると素っ気ない味わいになりそうなので、ちょっとヒンヤリしているくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しさのある彩度の高いルージュで、底がうっすら見えるくらいの透明感があります。

香りは、赤い果実、キャンディ、血液、生肉、胡椒やシナモンのようなスパイス、ドライフラワーなど、オリエンタルな雰囲気でサンジョヴェーゼらしい香り。

味わいは、軽めのアタックから、小粒な果実感とほのかな甘みがふっと立ち上がると同時に、収斂性やえぐ味が覆ってしまって、ドライで痩せた印象のままフィニッシュ。

ドライで事務的、痩せた可愛げのない印象で、ゴムっぽい後味もあまり良くなく、第一印象はハズレですね。
ただ、傷んでるとか品質が悪いという感じではないので、飲み進むとこの味に慣れてくるかもしれません。

今日の晩御飯は、成城石井の「6種類の野菜と9種スパイスの有機トマト入カレー」と冷凍の「枝豆」。

カレーは、パワーバランスはちょうどいいのだけど、ワインがちょっと拒絶するとうか、収斂性が食事との相性の障壁になっているのかも。

枝豆もワインが拒絶しますね。
枝豆って、意外と赤ワインに合わせやすいのですが、このワインは意固地になる感じです。

「ピーナッツチョコ」に合わせてみても、やはり突っぱねますね。

人に例えると、仕事できないけど、出来ると思い込んでいてやたらアピールする若者みたいな?
ちょっと分かりにくいか・・・

しっかり冷やす(13度くらい)と欠点があまり気になりませんが、ただ飲みやすいだけで特長の無い赤ワインになります。

価格感としては1000円台前半くらいですが、ニューワールドのサービス精神に溢れたワインが好きな人には、ちょっと物足りないでしょうね。

合わせる食事も難しそうで、あまりリピートしたい感じではないかな~。

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【お年賀 ギフト】ピッチーニ キャンティ 赤 750ml イタリア トスカーナ 赤ワイン コンビニ受取対応商品 ヴィンテージ管理しておりません、変わる場合があります

※サイトより引用
肉料理でも魚料理でも、どんなお料理にもマルチに活躍するカジュアルワイン! 上質のサンジョヴェーゼ種で造られるキャンティです。 このハイコストパフォーマンスワインに合わせられない料理はもはやない気がします。 肉料理でも魚料理でも、ザブザブとにかく飲むべし!。ワイン好きでなくともグラスに一杯、ぜひおためしください! キャンティは世界で最もよく知られたイタリアワインであり、非常に古い歴史を持ちます。1976年トスカーナの男爵コジモ2世は、世界で初めて生産地域を指定したワインの法律を作りました。シエナ、フィレンツェ、アレッツォ、ピサ、ピストイアの5地域が指定されたキャンティ地区です。 これらのエリアはワイン生産に最も適しており、トスカーナのハートと呼ばれています。

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