2017/05/06

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

ベンチマーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
BENCHMARK CABERNET SAUVIGNON 2014

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,728円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、タバコ、ヴァニラ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、生肉、シナモン
香りの印象:若々しい、木樽からにニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め(実はかなり高い)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感

【評価】
優しくなめらかな味わいで、カジュアルなフルーツ感があり飲みやすいが、アルコール度が高いので腹にドシンと落ちる感じ

【供出温度】
14-16度 アルコール度が高いので温度が上がると深みが出るかと思ったら意外とそうでもないかも 

【グラス】
中庸、大ぶり 

【デカンタージュ】
飲む直前にやっておくと、最初から香りが楽しめそう

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、最初にカシスやジャムのような果実感、時間とともに強いハーブ香が出てきて、フローラル、ヴァニラ、タバコ、シナモン、チョコレートなど、華やかさがあります。

味わいは、まろやかで優しいアタックから、ジャムのような果実感と甘みがボリューミーに広がり、酸味は柔らかく、タンニンはシルキーで、穏やかな印象のままスーッとフィニッシュ。

カジュアルでフルーティ、とろとろした優しい口当たりで大変飲みやすいのですが、アルコール度が14.5%もあり、ボディブローのようにお腹にくる感じがありますね。
アルコールに強い人には問題ないかもしれませんが、全体に優しいだけに、アルコールの強さがドシンときますね。

グイグイいけない感じで、チビチビ飲んでしまいます。

温度低めで飲み始めましたが、ベースがしっかりしているので、温度が上がってもダレることはありません。
深みが出る感じではありませんが、とろとろしたジャムのような果実感で、スイーツのような味わいになって、これはこれで悪くないかも。

それにしても、ワインだけで完結していて、食事と合わせるイメージがまったくわきませんね。
すでに大人のデザート的にまとまってます。

今日の晩御飯は「焼肉丼」。
ゴールデンウィークなので、お肉は国産黒毛和牛、タレは玉ねぎ、醤油、肉汁、赤ワインで、ご飯はバターライス。

このワイン、ジャムのような果実感がありますが、食事の邪魔をしません。
懐が深い感じで、おつまみの豚肉のサラミも受け入れてくれます。

イエーイってハイタッチする感じ?

ミックスナッツも問題なく、普通の赤ワインだと渋みが喧嘩する胡桃でも暖かく受け入れてくれます。

最初に感じたアルコール度の強さも飲み終わりにはすっかり気にならず、1本空けてしまいそうな勢いです。

カジュアルで飲みやすく、オールマイティなワインじゃないでしょうか。

リッチ層のカジュアルワインって感じですね。
グラスに少し残ったワインは、次の日にバラのような華やかなフローラル香に満ちあふれていました。

良いワインですね。
これはオススメです。

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[2014] ベンチマーク・カベルネ・ソーヴィニヨン(スクリューキャップ)/ グラント・バージ オーストラリア/ 750ml / 赤

※サイトより引用
グラント・バージはこの土地で1855年からワインを造り続ける老舗のワイナリー。
バロッサ ・ヴァレーの中心、ジェイコブス・クリークの岸に位置する由緒ある町、セラー・ドアにあります。
オーストラリアでもトップクラスの生産者として知られ、多くが大手資本傘下となっているオーストラリアでは珍しく、伝統的な家族経営を誇りにしています。
グラント・バージのワイン造りの哲学は「最良のものを造ること。」
各ブドウ品種ごとに適した土壌を選び、最適な条件の下で収穫量を少量にコントロール。
その結果、最良のブドウとなり、それゆえ最上級のワインが誕生します。
「最良のテロワール、最良の気候、最良の醸造技術を組み合わせることにより、自然に最良のワインが生まれる」と考えています。
グラント・バージは、世界有数の高級テーブルワインの産地として知られるバロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーに畑を所有し、経験豊かな醸造用ブドウの栽培専門家チームと献身的で誠実な栽培農家が共同で運営することで、ブドウの品質は常に最高レベルに維持されます。
オーストリアのプレミアムワインを数多く手がけるグラント・バージにおいて、ベンチマークシリーズは、グラント・バージの顔とも言えるシリーズ。
手に取りやすい価格で、ホテルやレストランにも多く卸しているそうです。
バロッサ・ヴァレーのものと、一部オーストラリアの南端の地域にある畑から収穫されたブドウを使用しており、オーストラリアのワインというものを
分かりやすく表現しています。
こちらのカベルネ・ソーヴィニヨンは、ブドウの大部分はバロッサで収穫されたもので、残りは南オーストラリア、リヴァーランドのブドウを使用しています。
色味は深い紫色。グラスに注ぐ際に広がる、スグリや熟したベリーの素晴らしいアロマ。
熟したフルーツのジャムのような味わいに、煮込んだプラムやダイオウの甘みが加わります。
アメリカンオークとフレンチオークの影響がわずかに有り、スパイス要素とタンニンが口の中に広がります。
典型的なカベルネソーヴィニヨンの引きしまったタンニンとちょうど良い余韻、複雑な後味があり、赤身の肉やパスタとよく合います。

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