2017/02/25

ル・ナチュレル 2014

ル・ナチュレル 2014

ル・ナチュレル 2014
LE NATUREL 2014

スペイン:北部地方:D.O.ナバーラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ主体

OKストアで、税抜き999円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>百合っぽいフローラル、ヴェジェタル、黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>やや麝香、なめし革、樹脂、血液
香りの印象:開いている、少し酸化熟成が始まっている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ややヴェジェタルなスパイス

【評価】
独特なビオ臭があるが、ナチュラルでスマートな味わい

【供出温度】
10-13度、14-16度 ちょっとヒンヤリしているくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、ちょっと強めのフローラル、黒い果実、なめし革、血液、などがありますが、時間とともに悪い方のビオ臭が出てきました。

味わいは、ライトなアタックから、上品な果実感がふわっと広がり、スマートな印象がスーッと続いて、軽い苦味と旨みがじわっと残るフィニッシュ。

いわゆるビオ臭のような悪臭系の香りを持っていて好みが分かれそうですが、ただ、味わいはとてもスマートでスムース。上品で旨みがあります。

今日の晩御飯は自家製の「マフィンバーガー」。
マフィンに、自家製ハンバーグ、炒めたオニオン、トマト、レタスにデミグラスソースとマスタードです。

シンプルな味ですが、ワインも軽めなので、相性は悪くありません。
ただ、レタスやトマトが肉とのバランスを取っているので、ワインの出番が無い感じ。
横からちょっかい出すような合い方です。

茂蔵の「ドライフルーツ」は砂糖が多めについているで、ワインが苦く感じますが、フルーツとの相性は良いですね。

「テングビーフジャーキー」はワインがフレッシュ過ぎてちょっと浮きますが、悪くありません。

ちょっと醗酵している感じで、マッコリやどぶろくのようなピチピチした感じがありますね。
まだ酵母が生きているのでしょうか。

飲みくちはとてもスマートでナチュラルで良いのですが、いわゆる糞尿系のビオ臭があって、人によっては全然ダメでしょうね。

1000円でビオワインテイストが飲めるという点では、貴重なワインだと思います。

人に例えると、見た目を気にしない、自由奔放で、素直で心がキレイな女性って感じ?
女優の門脇麦さんをイメージしました。

個人的には好きなタイプですね。
1500円くらいまでならコストパフォーマンス高いかな。

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ル・ナチュラル [2013] 750ml<ワイン>【12本まで1個口配送出来ます】完全無添加 オーガニック 赤 スペイン [10ap17am]

※サイトより引用
このワインこそ完全無欠なる無添加ワイン
無添加がうたえるのは、40mg/1L以下のSO2量のワイン。
ビールでも、日本酒でも、ウイスキーでもすべてのアルコール醸造の際にSO2は副産されます。
SO2とは亜硫酸分子の事で、酸化防止剤を計測する数値の元の分子です。
亜硫酸はアルコール発酵を止め、ワインを安定させ、酸化を防止し、抗菌力にすぐれたミラクルな添加剤で、決して悪の添加物とは、まるまる考えませんが、自然のままの完全な無添加ワインを造ってみたいと、スペインの若きワイン指導者リカルドの挑戦したワインです。
その反面、大変な技術が必要になります。更に醸造中に自然と出るSO2すらも極小にする為、醸造期間を極限に短く、1Lあたり10ml以下のSO2ワインが完成しました。
一昨年、リカルドにワイナリーでテストして飲んで欲しい挑戦ワインとして、提案があり「もっと酸を抑えないと売れないよ」と提言したことを覚えています。
その1年ちょっとで素晴らしいワインになりました。
やはり、流石の天才です。

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