2016/12/10

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016

M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016
M. Chapoutier Pays d'Oc Blanc 2015

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テレ、ヴェルメンティーノ

リカーランドトップで、税抜き1,000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若い、軽い

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>もも、バナナ、洋ナシ、青りんご、青っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>チョークのようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、爽やか
苦味:穏やか
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
ライトで上品だが、しっかりと旨みを持っている

【供出温度】
8-10度 旨みがあるので、冷やしすぎない方がいい

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、梨やリンゴ、少し南国系の果実、石灰のようなミネラル、青みの強いハーブなど、フレッシュな印象。

味わいは、軽めの穏やかなアタックから、上品な果実感と甘み、優しい酸味がじわっと広がり、スレンダーなボディながら旨みがじわっと出てきて、余韻の長めのフィニッシュ。

「ヴェルメンティーノ」は「マルヴォワジ・ド・コルス」「ロール」という別名(シノニム)がありますね。
スペイン原産ですが、イタリアで多く栽培されていて、コルシカ島では最も多く栽培されている白ぶどうです。
イタリアでは主役をとっている品種ですね。

「テレ」はブランデー用だったり、南仏の補助品種で、メインはとらない脇役。

「シャルドネ」や「ソーヴィニヨン・ブラン」のようなグローバル品種とは違う、独特な個性がじわっとにじみ出る感じで、派手さは無く食事には合わせやすそうです。

今日の晩御飯は、「餃子」と「タラの鍋」。
思った通り、鍋でも餃子でも、それなりにこなしてくれますね。

ジュースっぽさが無くて、スッキリした味わいなので、合わせる食事幅は広そうです。

温度が上がると、独特の主張が出てきました。
ブランデーの原料になる品種のせいか、特有の押しの強さがあるみたい。

最初は上品さを感じるのですが、飲み進んで温度が上がってくると、力強さとや男っぽい感じが出てきます。

グローバル品種とは違う、どっしり構えて浮つかない、地元で生きていく覚悟というか、ローカル品種のプライドみたいなものを感じますね。

しっかりした旨みがあって、安心して飲めるワインだと思います。

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M シャプティエ ペイ ドック ブラン 750ml 白ワイン

※サイトより引用
渓谷のトップドメーヌがお届けする
100点満点ワイン!
銘醸ワインとして1808年の古き歴史からローヌでは名門中の名門として名高い『M.シャプティエ』。 ローヌ渓谷だけでなく、フランス中のワイン生産者の中でも人気も実力とともに兼ね備えたトップ生産者であり、自社畑100%で有機農法(ビオディナミ)を実践する大人気生産者。フランス、ペイ・ドックの平均樹齢30~40年のテレ・ブラン種(主体)とヴェルメンティーノ種(ロール種)で造る、ピーチ等の白い果実を思わせる香りと、キレの良い酸味が特徴のワインです。

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